職場や家庭、友人関係など、人間関係に悩む人は少なくありません。
「どうしてあの人とぶつかってしまうのだろう」
実は、敵を作らない人には共通した考え方があります。
仏教の教えも参考にしながら見ていきましょう。
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敵を作らない人は相手を敵だと思わない
敵を作らない人の最大の特徴は、
最初から相手を敵だと決めつけないこと
です。
意見が違う人や、自分と価値観が合わない人に出会うと、私たちはつい「敵」と考えてしまいます。
しかし本当に敵なのでしょうか。
主張は違っていても、実は同じ目的を持っていることがあります。
例えば、
・会社を良くしたい
・家族を幸せにしたい
・子どもの成長を願っている
など、目指しているゴールは同じ場合があります。
敵を作らない人は、まずお互いが共有している目的を確認します。
すると、「対立する相手」ではなく、「同じ目的を持つ仲間」として話し合うことができるのです。
人間関係の問題には明確な正解がないことも多い
アメリカの心理学者であるジョン・ゴッドマン博士は、
大人の関係性における問題や課題の69%には明確な答えは存在しない
と述べています。
つまり、多くの人間関係の問題は、
「どちらが正しいか」
ではなく、
「どう折り合いをつけるか」
が大切なのです。
正解を争うよりも、共通の目的を見つける方が建設的な話し合いにつながります。
自分が必ず正しいとは思わない
敵を作らない人は、自分の考えにも限界があることを知っています。
人間の主張に完璧なものはありません。
どんな意見にも、
・長所
・短所
があります。
自分の考えに強い思い入れがあると、その長所ばかりが見えてしまいます。
しかし相手から見ると、別の問題点が見えていることもあります。
反対に、自分は相手の短所ばかり見てしまい、相手は自分の短所ばかり見ていることもあります。
その結果、お互いが譲れなくなり、衝突が起きるのです。
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聖徳太子の言葉
有名な言葉があります。
我必ずしも聖に非ず
彼必ずしも愚に非ず
共にこれ凡夫のみ
これは聖徳太子の言葉として伝えられています。
意味は、
「私は必ずしも聖人ない。相手も必ずしも愚かではない。お互いに迷いを持つ凡夫なのだ」
ということです。
人間関係で大切なのは、
「自分だけが正しい」
という思い込みを離れることではないでしょうか
自分の主張には都合や利害が入っている
私たちは、自分では客観的に考えているつもりでも、実際には自分の都合や利益の影響を受けています。
例えば、
・自分に得をもたらしてくれる人を「いい人」
・自分に不利益をもたらす人を「悪い人」
と思いやすい傾向があります。
そのため、自分が正しいと思っている主張の中にも、自分の都合が含まれる可能性があります。
敵を作らない人は、そのことを理解しています。
だからこそ、自分の考えを絶対視しないのです。
仏教が教える「知らない自分」
仏教では、人間には自分でも気づいていない心がたくさんあると教えられています。
よく氷山に例えられます。
海面の上に見えている部分はほんのわずかです。
同じように、
自分が自覚している心はごく一部であり、
自分でも知らない願望や感情、執着が心の奥深くに存在していると説かれます。
人間関係のトラブルも、相手の問題だけでなく、自分でも気づいていない心が影響していることがあります。
仏教は、その「知らない自分」を明らかにしていく教えでもあるのです。
まとめ
敵を作らない人には次のような特徴があります。
・相手を最初から敵だと思わない
・共通の目的を確認する
・自分が必ず正しいと思わない
・相手にも一理あることを認める
・自分の都合や利害を自覚する
・自分でも知らない心があることを知る
人間関係の悩みは「相手を変えること」よりも、「自分の見方を変えること」で大きく改善することがあります。
仏教が教えるのは、相手を裁く知恵ではなく、自分自身を深く見つめる知恵です。
その視点を持つことが、敵を作らない人への第一歩になるのではないでしょうか。
感想
敵を作らないためには相手を敵だと思わないことです。相手と自分の共有する目的確認をすることが大事だとわかりました。
僕はドラゴンボールが好きでマンガもアニメもよくみていました。ドラゴンボールにでてくるキャラクターは最初主人公、悟空の敵だったが、悟空に倒される。さらに強い敵が現れて最初に敵だったキャラクターが仲間になり強い敵を倒す、そしてさらに強い敵が現れての繰り返しです。最初は敵であっても共有する目的が一緒になると仲間になる。それがドラゴンボールの面白さの一つだと思うが、とてもいい見本だと思います。
自分の主張が必ず正しいわけではないし相手が必ず間違っているわけでもない。自分の主張に思い入れがある場合、そのことになかなか気づけません。相手の主張に耳を傾けることができず、ぶつかってしまうこともあります。そんなとき冷静になって自分の主張を客観的に見る余裕を持てるようにしたいと思いました。
仏教では、そしるまじ たとえ咎ある人なりと わが過ちは それに勝れり という言葉があるが、自分に過ちがあるのだから人の事を批判ばかりしないようにすることが大事だと思いました。
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