己を知る者が人生を切り拓く——孫子の兵法と仏教に学ぶ自己分析の重要性

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人間が本気になる場面は大きく三つあるといわれます。

・ビジネス

・恋愛

・戦争

ビジネスでは成功するか失敗するかによって収入や生活が左右されます。

恋愛では、好きな人と結ばれるかどうか、結婚できるかどうかが人生に大きな影響を与えます。

そして最も真剣になるのが戦争です。

戦争は命のやり取りであり、負ければ死につながることもあります。

目次

戦争に勝つために必要こと

戦争の戦略書として有名なのが、古代中国の兵法書『孫子』です。

孫子には次の有名な言葉があります。

敵を知り己を知れば百戦危うからず

敵の状況だけでなく、自分自身の実力や弱点を知ることが勝利の条件だという意味です。

戦争では、

・敵軍の兵力

・武器の性能

・指揮官の能力

・兵士の士気

・地形

などを把握することが重要です。

しかし同時に、

・自軍の兵力

・武器

・指揮官

・士気

・地形

を正確に知ることも欠かせません。

就活や婚活でも「己を知る」が大切

この教えは現代にもそのまま当てはまります。

就職活動の場合

就職活動で重視されるのが自己分析です。

エントリーシートや面接では

・自分の強み

・自分の弱み

・価値観

・経験

を理解しているかが問われます。

自分を知らなければ、自分の魅力を相手に伝えることはできません。

婚活の場合

婚活も同じです。

なかなか良い出会いに恵まれない人の中には、

「自分は選ぶ側だ」

という意識だけが強くなっている場合があります。

相手を減点法で評価するばかりで、自分自身がどう見られているかを考えていません。

良い縁に恵まれるには、自分を客観的に見つめることが大切です。

仏教は「法鏡」で己を映し出す

仏教では教えを「法鏡(ほうきょう)」といいます。

法鏡とは、自分の本当の姿を映し出す鏡のことです。

私たちは他人の欠点は良く見えますが、自分自身の姿はなかなか見えません。

だからこそ仏教の教えを鏡として、自らを見つめることが勧められています。

仏教が教える三つの行い

仏教では人間を判断するとき、その人の行いを見ます。

それは次の三つです。

身業(しんごう)

身体による行いです。

・親切にする

・助ける

・傷つける

などの行動が含まれます。

口業(くごう)

言葉による行いです。

・感謝する

・励ます

・悪口を言う

・嘘をつく

などが該当します。

意業(いごう)

心による行いです。

・妬み

・怒り

・感謝

・慈しみ

など、人には見えない心の働きです。

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本当に大切なのは人目につかない行い

多くの人は、人から見られる行いには気を付けます。

しかし、人に見えないところではどうでしょうか。

仏教が重視するのは、人目につかないところでの行いです。

なぜなら因果の道理があるからです。

蒔いたタネは必ず結果となって現れる

昔から次のようにいわれています。

蒔けば生え 蒔かねば生えぬ 善悪の 人は知らねど 種は正直

人は見ていなくても、行いは必ず結果を生みます。

これを仏教では因果の道理と教えます。

・善因善果

・悪因悪果

・自因自果

善い行いには善い結果が現れ、悪い行いには悪い結果が現れます。自分のやった行ないが自分に返ってきます。

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仏の眼はすべてを見ている

仏教では、仏の眼はすべてを見通していると説かれます。

人に見えない行いも、人に知られない心の働きも、仏の眼には明らかです。

だからこそ、人前だけを取り繕うのではなく、人目につかないところでの行いを大切にすることが勧められているのです。

まとめ

孫子は

敵を知り己を知れば百戦危うからず

と教えました。

人生において成功するためにも、まず自分自身を知ることが大切です。

仏教は法鏡として私たちの本当の姿を映し出します。

そして身業・口業・意業の三業を見つめることで、人目につく行いだけでなく、人目につかない行いにも注意を向けるよう教えています。

人に見えないとこで善い種を蒔く人は、やがて人に見えるところでも信頼を得て、大きく成長していくでしょう。

感想

願いを叶える人とは、己の身業、口業、意業でどんな行いをしているかを見つめられる人だといいます。その中で、人目につかないところでも努力できるかどうかが大事だとわかりました。

人が見ていないところでやった行いも、必ず自分に返ってくる。僕自身は、まいたタネは必ず生える、まかぬタネは生えない、という仏教の教えにとても励まされる思いを持ちました。人が見ていないところで善いことをしても意味がないと普通は思ってしまいます。しかし、人が見ていないところでこそ善い行ないをしようと積極的になれます。この仏教の教えを知っているかいないかで、人の行動はずいぶん変わってくると思います。

仏教では因果の道理が教えられています。善因善果、悪因悪果、自因自果。自分のやった行いは、すべて自分に返ってくる。この因果の道理が知らされると、廃悪修善に努めようと意識できます。悪いことを慎み、善い行いをしようという気持が強くなると分かりました。

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この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

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