本当の笑顔とは何か?仏教が教える5つの笑いと幸せの関係

当ページのリンクには広告が含まれています。

私たちは毎日のように笑っています。

しかし、一口に笑いといっても、その中身はさまざまです。

人を傷つける笑いもあれば、人を励ます笑いもあります。

仏教では心の状態によって行いの価値が決まると教えられています。

では、本当に価値のある笑顔とはどのようなものなのでしょうか。

目次

人の不幸を笑う心

テレビやインターネットでは、人の失敗や不幸を面白がる場面を見かけることがあります。

また、悪口や陰口を言いながら笑うこともあります。

仏教では、このような心を「愚痴(ぐち)」と教えられています。

愚痴とは単なる不平不満ではありません。

三毒の煩悩の一つであり、

・他人の幸せを妬む心

・他人の不幸を喜ぶ心

・人を憎む心

を指します。

人の不幸を見て安心したり、自分の優位性を感じたりする笑いは、一時的な快楽であって真の幸せではありません。

人の不幸を喜ぶ心理についてはこちら

あわせて読みたい
【人の不幸を喜ぶ心理】それは「最低の幸福感」仏教が明かす愚痴の正体 「なぜ人は、他人の不幸を見て少し安心してしまうのか?」 普段はそんなこと思いたくないのに、自分を傷つけた相手が不幸になると、どこかで「ざまあみろ」と感じてしま...

人をだますための笑顔

笑顔は人を安心させる力を持っています。

だからこそ、その力を悪用する人もいます。

例えば、

・特殊詐欺で高齢者に近づく人

・異性に下心を持って接近する人

・お金や利益を目的に親切を装う人

などです。

いわゆるハニートラップもその一つでしょう。

表面は笑顔でも、その裏には欲望があります。

仏教では行為そのものよりも、その心が問題になると教えられています。

追従笑いと作り笑い

会社や組織では、

上司の冗談に無理に笑うことがあります。

本当は面白くなくても、

・空気を壊したくない

・嫌われたくない

・評価を下げたくない

という気持ちから笑ってしまうのです。

これを追従笑いと言えるでしょう。

人間関係を円滑にする面もありますが、常に本心を押し殺していると大きなストレスになります。

無理な作り笑いばかり続けることは、心の健康にも良いとは言えません。

相手を思いやる笑顔

一方で、同じ作り笑いでも価値のある笑顔があります。

それは相手を安心させるための笑顔です。

例えば、

病気や悩みを抱えていても、子供に心配をかけまいとして笑顔を見せる母親。

あるいは家族を励ますために明るく振る舞う人。

そこには自分の利益ではなく、相手を思う心があります。

仏教でいう布施の心に通じる笑顔です。

布施をすれば幸せになれる

あわせて読みたい
布施とは何か?なぜ与えると豊かになるのか|仏教の教え「銭が余って算用が合わん」 「人に与えると損をした気がする」 「親切にしても見返りがないなら意味がないのでは?」 多くの人が、そう感じたことがあるのではないでしょうか。 しかし仏教では、「...

心からの笑顔

私たちは大好きな人と一緒にいる時、自然に笑顔になります。

また、

・好きなことをしている時

・目標を達成した時

・楽しい時間を過ごした時

に心から笑います。

病気で苦しんでいる親でも、子供の顔を見た瞬間に笑顔になることがあります。

そこには計算も打算もありません。

純粋な喜びから生まれる笑顔です。

苦しみを乗り越えた時の会心の笑み

最も輝く笑顔の一つが、苦しみを乗り越えた後の笑顔です。

例えば甲子園で優勝した高校球児。

あるいは長年努力を続けて夢を実現した人。

その笑顔には深い感動があります。

なぜなら、その裏に苦労や努力があるからです。

本当の幸せは苦しみを避けて得られない

私たちは苦しいことを避けたいと思います。

しかし現実には、

苦しみを乗り越えた先にこそ大きな喜びがあります。

アスリートは厳しい練習や節制を重ねます。

受験生は遊びたい気持ちを我慢して勉強します。

その苦労があるからこそ達成の喜びが生まれるのです。

「難の難、乗り越えてこそ光あり」

人生にはさまあざまな困難があります。

しかし、

難を避け続ける人生よりも、

難を乗り越えた人生のほうが大きく成長できます。

「難の難、乗り越えてこそ光あり」

という言葉の通り、苦しみの先にこそ本当の輝きがあります。

因果の道理が教える幸せ

仏教では、

「まかぬ種は生えぬ、まいた種は必ず生える」

と教えられています。

これは因果の道理です。

努力という種をまけば努力の結果が現れます。

親切という種をまけば人との良い縁が育ちます。

もちろん結果が出るまで時間がかかることもあります。

しかし因果は決して失われません。

因果の道理とは何か

あわせて読みたい
【仏教】因果の道理とは? なぜ「自分の行い」が未来を決めるのかをわかりやすく解説 「どうして自分だけがこんな目に遭うのだろう」 「なぜ同じ失敗を繰り返してしまうのか」 人生には原因が分からず苦しむことがあります。 仏教では、その原因を「運が悪...

まとめ

笑いにはさまざまな種類があります。

・人の不幸を笑う笑い

・人をだます笑い

・追従のための笑い

・相手を思いやる笑顔

・心からの笑顔

・苦しみを乗り越えた会心の笑み

同じ笑顔でも、その価値は心によって大きく変わります。

仏教では心の種が行いとなり、その行いが未来の結果を生むと教えられています。

人を傷つける笑いではなく、人を励ます笑顔を増やしていくことが、幸せな人生への第一歩なのです。

感想

笑顔といっても心によってさまざまあることがわかりました。自分の中の喜びや幸せを感じたときの笑顔と、相手を見下すような、不幸を笑うような笑顔があります。後者の笑顔をする機会が多い人は幸せにはなれないと思います。

僕はこの人とは仲良くなれそうだなと思うポイントの一つとして、自分の笑いのツボと同じであるということが大事だと思います。同じポイントで笑うことができると親近感がわきます。また、笑いのツボがあさくよく笑う人というのは笑顔が多くなるぶん、親しみを持ちやすく優しそうだなという印象を受けます。明るく、陽気で、朗らかな人とは一緒にいるだでけ安心するし、そういう人の周りには人が集まってくると思います。

仏教では人の不幸を面白がる心や、幸せな人を妬む心を愚痴の心といいます。三毒の煩悩の一つに数えられる。愚痴の心からくる笑顔にはなりたくないと思いました。しかし愚痴の心は誰もが持っていて、特に自分が嫌いな人に対してはそれは顕著にあらわれます。一方で仏教では善い行いの一つに布施をすることだと教えられます。布施とは相手に与えることです。優しく笑顔を与えること、お互いを思いやる笑顔は善い行いで幸せになることができると説かれています。

動画

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

コメント

コメントする

目次