【人の不幸を喜ぶ心理】それは「最低の幸福感」仏教が明かす愚痴の正体

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「なぜ人は、他人の不幸を見て少し安心してしまうのか?」

普段はそんなこと思いたくないのに、自分を傷つけた相手が不幸になると、どこかで「ざまあみろ」と感じてしまう。

この心の正体を、仏教でははっきりと教えています。

それが「愚痴(ぐち)の心」です。

この記事では、復讐心・嫉妬・憎しみの本質と、本当の幸福とは何かを仏教の視点から解説します。

目次

復讐心はどこから生まれるのか

復讐したいという気持ちは、突然生れるものではありません。

その根本にあるのが、

・恨み

・ねたみ

・そねみ

・憎しみ

といった感情です。

これらを仏教ではまとめて

「愚痴の心」

といいます。

愚痴の心とは何か

愚痴の心とは一言でいえば、人の幸せを喜べない心、です。

特に、

・自分を苦しめた相手が幸せそうにしている

・嫌いな人がうまくいっている

こうした状況に直面すると、心は穏やかではいられません。

そして逆に、

相手の不幸を見てスカッとする

これが愚痴の心の特徴です。

「最低の幸福感」とは何か

人の不幸を見て得られる満足感。

それは一見、心が軽くなったように感じるかもしれません。

しかし仏教では、これを「最低の幸福感」

と教えます。

なぜなら、

・他人の不幸に依存している

・自分自身の幸せではない

・心をさらに醜くする

からです。

親鸞聖人の言葉

この愚痴の心について、親鸞聖人は次のように言われています。

蛇蝎のごとし

蛇やサソリのように恐ろしい心だ、という意味です。

なぜ人は復讐したくなるのか

ときには、

「自分が不幸になってもいいから、あいつを不幸にしてやりたい」

と思うことすらあります。

しかしこの心こそが、自分自身をさらに苦しめる原因、です。

因果応報の法則

仏教では一貫して、因果応報が説かれています。

すべては自因自果

自分の行いが原因となり、自分に結果が返ってくるという教えです。

鉄から起こった錆が、それから起こったのに、

鉄自身をそこなうように、悪をなしたならば、

自分の業が罪を犯した人を、悪いところにみちびく

(ダンマパダ)

何者の業も滅びることはない。

それは必ず戻ってきて、(業をつくった)主が

それを受ける

(スッタニパータ)

大空の中にいても、大海の中にいても、

山の奥深いところに入っても、およそ

世界のどこにいても、悪業から脱れることの

できる場所はない

(ダンマパダ)

因果応報をわかりやすく言うと

投げたボールは必ず返ってくる

・強く投げれば強く返る

・弱く投げれば弱く返る

人を傷つければ、必ず自分が傷つくときが来る。

それが因果応報です。

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仏さまはすべて見ている(見聞知)

仏教では仏さまは

見聞知(けんもんち)のお方

と教えられています。

つまり、

・何をしたか(行動)

・何を話したか(言葉)

・何を思ったか(心)

すべて見て、聞いて、知っているということです。

三業(さんごう)とは何か

私たちの行いは三つに分けられます。

・身業(体の行い)

・口業(言葉の行い)

・意業(心の行い)

このすべてが、未来の結果を生みます。

本当の幸福とは何か

ここが一番大切です。

・人の不幸で喜ぶ → 一時的で低い幸福

・人に与える   → 深く続く幸福

本当の幸せは、他人を不幸にして得るものではない

ということです。

まとめ

■愚痴の心とは

・恨み・ねたみ・憎しみ

・人の幸福を喜べない心

■復讐心の正体

自分をさらに苦しめる原因

■因果応報

・すべては自分に返ってくる

最後に

人の不幸を見て喜ぶ心は、誰にでもあります。

しかし仏教は教えます。

その心こそが、自分を苦しめる根本原因である、と。

だからこそ、

・愚痴の心に気づくこと

・行いを改めること

これが幸せへの第一歩です。

感想

自分でやった行ないは必ず自分に返ってくる。だから人を傷つけた人は必ず自分が傷つくことになる。これが仏教で教えられる因果応報の法則だという。

もし、誰かのことを恨んでいるならわざわざ仕返しなどしなくてもいい。必ずその人自身が苦しむことになるからだ。

これは仏教を知らないとわからない考え方だ。

もし、嫌な事をされたら誰でも復讐したいという気持ちになるだろう。そうしないと気がすまない。

でも復讐のことばかり考える生活は、どこか異常なことです。そんなこと早く忘れて自分が幸せになることを探した方がよっぽどいいと思います。

因果応報の法則を知っているか知らないかで天と地ほどの差ができます。

因果応報を知れば、自分の行いにも目が行くようになる。善い行いを心がけるようにしていきたいです。

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この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

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