要約
■ 仏教では人生で最も大事なことは後生の一大事
・ 死んだらどうなるのか
→ 死んだ後のことを後生という
・ すべての人にとって問題なのが後生
■ 私たちが人生で問題にしていること
・ 物価高を何とかしてほしい
・ 南海トラフ地震
・ 原発は大丈夫か
・ 老後のこと
→ 将来問題にしていることは、それまで生きていれば問題になるが死んでしまえば問題にならない
→ しかし、後生の問題は必ずやってくる
■ 後生の行く先の大問題に驚かれたのが親鸞聖人
・ 4才のとき父を亡くす
・ 8才のとき母を亡くす
・ いったい死んだらどこへ行くのだろう 私はこれからどこへいくのだろうと悩まれた
→ 後生の問題をはっきりさせたいと出家された
■ 親鸞聖人の教えを平生業成という
・ 生きている今、果さなければならない大切なことがある
→ 後生の一大事の解決を完成させること
感想
すべての人は必ず死ぬ。だから後生の問題はすべての人に関係のあることだ。しかし、普段問題にすることは自分の生活に関わることばかりで、その問題が起こるまで生きているとも限らないのに気に病んでいる。
親鸞聖人が生涯教えられたことは、後生の一大事の解決ができることだという。死んだらどうなるかがはっきりする。後生の一大事のことは仏教を聞かなければわからないことだ。自分にとっての問題だと意識するには時間がかかることだと思う。僕自身仏教を聞き始めのころは、ふーん、という感じで聞いていたが最近になってようやく意識が変わってきた。まだ後生の一大事が解決したわけではないが、これからも聴聞を続けていきたい。
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