親子の仲がこじれやすいのはなぜ?仏教に学ぶ「親子関係が苦しくなる原因」

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親子なのに、なぜこんなに苦しいのか

「親とは分かり合えない」

「子供に振り回されてつらい」

「親子だからこそ傷つく」

職場の人間関係よりも、友人関係よりも、親子関係で深く悩む人は少なくありません。

なぜ親子の仲はこじれやすいのでしょうか。

仏教では、親子関係が苦しくなりやすい理由として、

・お互いの思いが強いこと

・関係が一生続くこと

この二つが大きいと教えられています。

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目次

親子の仲がこじれやすい原因 ①お互いの思いが強すぎるから

親は子供への思いが非常に強い

お釈迦さまは親心について

「遠行憶念(おんぎょうおくねん)」

と教えられました。

これは、

「子供が遠くへ行っても、親はいつまでも子供を忘れない」

という意味です。

また、

「究竟憐愍(くきょうれんみん)」

とも説かれています。

これは、

「いくつになっても親にとって子供は子供」

ということです。

子供が50歳になっても、親にとっては心配な存在なのです。

子供にとっても親は人生の土台

子供にとって幼い頃の親は、自分の世界そのものです。

・親に認められたい

・親に愛されたい

・親に守ってほしい

親を支えとして生きています。

だからこそ、その期待が裏切られた時の苦しみは非常に大きいのです。

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人は「信じていた相手」に裏切られると深く苦しむ

仏教では、

「信じる」とは

「支えにする」

「頼りにする」

「思いをかける」

ことだと教えられます。

あまり関心のない人に冷たいことを言われても、そこまで傷つきません。

しかし、

・一番信じていた人

・一番愛していた人

・一番頼りにしていた人

から傷つけられると、悲しみも怒りも非常に大きくなります。

親子関係が苦しくなりやすいのは、互いに強い思いを持っているからです。

親は子供を傷つけやすい

親は「子供のためを思って」接します。

しかし、その思いが強すぎると、

・過干渉

・比較

・支配

・否定

・期待の押し付け

になってしまうことがあります。

また、子供側も、

「分かってほしい」

「認めてほしい」

という思いが強いため、深く傷つきます。

親子は最も思いをかける関係だからこそ、最も深く傷つけ合うこともあるのです。

親子の仲がこじれやすい原因 ②親子関係は一生続くから

親子は簡単に切れない関係

嫌いな人でも、その場限りなら我慢できます。

しかし親子関係は違います。

・子供は親を選べない

・親も子供を選べない

・生涯関係が続く

たとえ絶縁しても、

心の中では「親」と「子供」の関係は消えません。

親子関係は死別しても続く

夫婦なら離婚すれば他人になることはできます。

しかし親子は違います。

親にとっては、

「亡くなっても我が子は我が子」

子供にとっても、

「亡くなっても親は親」

です。

だからこそ、親子の問題は長く心に残りやすいのです。

仏教の教えによって救われた人の歌

仏教にはこんな歌があります。

60億の子に60億の母あれど 我が母にまさる母なし

世界中に母親はいても、自分をここまで育ててくれた母は一人しかいない。

親子関係には苦しみもありますが、同時に深い恩もあることを教えられています。

親鸞聖人も親との別れを経験された

親鸞聖人は、

・4歳で父を亡くし

・8歳で母を亡くし

・9歳で出家されました

幼くして親と別れる大変つらい経験をされています。

しかし29歳で真実の仏教の教えに出会い、「無上の幸せ」になられました。

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親との関係に悩む人へ

親子関係は簡単ではありません。

・愛しているから苦しい

・期待するから傷つく

・近い存在だからこじれる

これは多く人が経験することです。

まとめ|親子の仲がこじれやすい理由とは

親子の仲がこじれやすい理由は、

・お互いの思いが強いから

・一生続く関係だから

です。

しかし、その苦しみの奥には、

・愛情

・支え

・深い縁

があります。

仏教は、親子の苦しみを通して、本当の幸せとは何かを教えてくれます。

感想

親子の仲がこじれやすい原因の一つがお互いの思いが強いからだという。親は子供のことを心配するあまり子供を自由にさせないことがある。それが子供にとっては窮屈で不満を持つ原因になる。

僕は高校を卒業したら東京に行きたいと思っていました。しかし親は絶対にダメだといった。一人暮らしは大変だし、田舎で暮らしている人が都会では住むのは無理だといって、絶対に認めてくれませんでした。だから当時は親に対してとても不満や怒りを持っていて親子の仲は最悪でした。あれから20年以上経って思うのは、親は僕のことを心配していたから一人暮らしを反対したのだとわかります。その時の僕はとても人付き合いが下手だったし、ましてや一人で生活できたとは思えません。そのことを親はわかっていたから一人暮らしを反対した。親を恨んでいたのは間違いだった。親に対して今は感謝しかありません。

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この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

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