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映画予告
映画監督 リュック・ベッソン
1959年3月18日生まれ、フランス・パリ出身。両親はスキューバダイビングのインストラクターで、自身もイルカを専門とする海洋生物学者になる夢を抱いていたが、17歳のときに体験した潜水中の事故が原因で断念した。パリやハリウッドで映画助手を務め、1983年製作の長編初監督作「最後の戦い」で注目を集める。その後に「サブウェイ」「グレート・ブルー」「ニキータ」などを監督。1994年には「レオン」でアメリカ映画界に進出した。そのほかの監督作に「フィフス・エレメント」「ジャンヌ・ダルク」「アンジェラ」「アデル/ファラオと復活の秘薬」「The Lady アウンサンスーチーひき裂かれた愛」「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」「DOGMAN ドッグマン」などがある。
感想
殺し屋の役にジャン・レノ、12歳の少女マチルダの役にナタリー・ポートマンが演じている。映画の冒頭でマチルダの家族が麻薬捜査官と部下たちに殺されてしまう。そこで偶然ジャン・レノに出会い助けてもらう。マチルダは家族の復讐のために、ジャン・レノと行動を共にする。
孤独な殺し屋が少女との交流で変わっていくさまがよく描かれている。少女はとても12歳とは思えな程、大人びている。少女は殺し屋に恋する気持ちを抱くようになるところがとてもキュートに思えた。
二人の関係がどんどん深まっていく様子はとても楽しくみれた。殺し屋の表情は明るくなり、生きることに喜びを感じているようだった。
もし少女ではなく成人した女性だったら殺し屋は行動を共にしただろうか? 少女だったからこそ家族を殺されてほっとけないという気持ちになっただろうし、なんとかしてあげたいと思ったのだろう。
殺し屋は仲間にもし自分が死んだら、預けていたお金をすべて少女にあげてほしいというところは少女に対する気持ちが表れている。それは少女に対する親心のような気持ちだっただろう。
クライマックスは殺し屋と悲しい別れがあるが、復讐を遂げて少女が前向きに生きていこうとする姿に心が温まります。
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