要約
因 行為
縁 家庭 会社 政治 社会
果 運命
自因自果 自分でやった行いが自分に返ってくる
仏教では三つの心に気をつけなさいと教えられる
貪欲 もっともっと欲しいという心
瞋恚 怒りの心
愚痴 人を恨み 憎む心
いい因といい縁がそろっていい結果になる
自分が100パーセント、相手が100パーセント悪いということはない
感想
何か悪いことが起きたとき、あいつのせいだと思いがちだ。しかし仏教では自因自果と教えられる。自分の行いと縁をよく見つめなければならないという。
人はもっともっと欲しいという心があるために、それを邪魔されたとき怒りが湧いてくる。何か悪いことが起きたときというのは、邪魔されたときだ。もっともっと欲しいという心があるために、人から妬まれたり憎まれたりすることもある。貪欲、瞋恚、愚痴の心があることを知り、自因自果であることを深く理解することが大事だ。
自分の行いはよくても、縁が悪い場合もある。悪い縁はできるだけ遠ざけて、いい縁を求めなければならない。いい因といい縁がそろってはじめていい運命になることできる。
仏教はとても論理的であり、感情は問題にしない。だから誰でも納得のいく教えだ。
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