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映画予告
監督 北野武
1947年1月18日、東京都生まれ。ビートたけし名義でビートきよしとともに漫才コンビ・ツービートを結成し、1980年代初頭の漫才ブームを牽引する。1989年に「その男、凶暴につき」で映画監督デビュー。1997年に「HANA-BI」でヴェネツィア国際映画祭の最高賞・金獅子賞を受賞し、2003年には「座頭市」で同映画祭の銀獅子賞(最優秀監督賞)を授与された。そのほかの監督作に「あの夏、いちばん静かな海。」「ソナチネ」「キッズ・リターン」「菊次郎の夏」や「アウトレイジ」シリーズなどがある。
あらすじ
聴覚障害のある青年・茂は、ゴミ収集車の助手として働いています。
ある日、粗大ごみとして捨てられていたサーフボードを拾ったことをきっかけに、サーフィンを始めます。
最初は思うように波に乗ることもできず、周囲から笑われることもあります。それでも茂は諦めることなく海へ通い続け、少しずつ腕を上げていきます。
そのひたむきな姿は周囲の人々の心を動かし、やがて大会への出場を勧められるまでになります。
感想
この映画を観て最も印象に残ったのは、主人公・茂のサーフィンに対する一途な姿勢でした。
彼はサーフィンを始めた当初、周囲から馬鹿にされることもありました。石を投げられることもありましたが、茂はいちいち相手にしません。そんなことには馴れていたからかもしれませんが、茂自身の温厚な性格が表れていました。嫌な事をされても怒りをぶつけることなく、ただ黙々とサーフィンを続ける姿勢に、我が道を行く意思の強さがうかがえました。
また、彼は自分よりサーフィンが下手な人を馬鹿にすることもありませんでした。上達していく過程にあっても他人を見下すことはなく、温かく見守りながら、淡々と自分の練習に向き合い続けます。自分がされて嫌な事は相手にもしない優しさを感じました。
さらに恋人との関係も、人柄の良さを感じました。
二人はほとんど会話を交わしません。それでも表情やしぐさだけでお互いを思いやる気持ちが伝わってきます。ケンカをするときもあるけれどちゃんと仲直りする。大きなリアクションはないけれど、心が通い合う姿はしっかり伝わってきました。
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