なぜ、お金も家族もあるのに寂しいのか? ブッダが説かれた「人生は一人旅」の意味

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「お金もある」

「家族にも恵まれている」

「やりたいこともやっている」

それなのに、ふとした瞬間に強い寂しさを感じることがあります。

現代では、成功すれば幸せになれると思われています。

しかし実際には、豊かになっても孤独感が消えない人は少なくありません。

なぜなのでしょうか。

仏教では、その理由を「人生は一人旅だから」と教えられています。

目次

人生は一人旅である

旅人は、一つの村に永遠に留まることはできません。

ある村にしばらく滞在しても、やがて次の村へ向かわなければならない。

次の村でも、またいつか去る時が来ます。

人生も同じです。

学校、会社、友人、家族。

どんなに大切な人と出会っても、永遠に同じ場所に留まり続けることはできません。

仏教ではこれを、

独生独死 独去独来

と教えられています。

「独り生まれ、独り死に、独り来て、独り去る」

人は人生の舞台に独りで現れ、最後は独りで去っていく存在なのです。

だからこそ、どれほど人に囲まれていても、心の奥に「根本的な孤独」が残るのです。

なぜ豊かでも寂しいのか

現代社会では、

・お金があれば幸せになれる

・家族がいれば孤独ではない

・成功すれば満たされる

と考えられています。

しかし実際には、成功した人ほど虚しさを語ることがあります。

それは、人間の苦しみの根本原因が「環境不足」ではないからです。

どれほど周囲に恵まれていても、

・老いていく

・病気になる

・愛する人と別れる

・最後は死ぬ

という現実から逃れることはできません。

そのため、心の奥では、

「この幸せは永遠ではない」

と感じてしまうのです。

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生きることは死に近づくこと

私たちは普段、「生きる」ことばかり考えています。

政治も経済も科学も医学も、より良く生きるために発展してきました。

しかし仏教では、

「生きるということは、死に近づいていることでもある」

と教えられます。

人生は生れた瞬間から、必ず死へ向かって歩いています。

どれほど健康に気を付けても、どれほど成功しても、最後には死を避けることはできません。

だからこそ、

「やがて死ぬ人生に、どんな意味があるのか」

という問いが生れるのです。

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お釈迦様は、

・老い

・病

・死

という現実に深く衝撃を受けられました。

ならば、

「人間が本当に求めるべき幸せとは何か」

を明らかにしなければならない。

これがブッダの出家の原点でした。

そしてブッダは、

「老いと病と死を超えた幸せがある」

と教えられたのです。

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お金や地位や人間関係は、人生を豊かにしてくれます。

しかし、それだけでは根本的な不安や孤独は解決できません。

なぜなら、それらはすべて変化し、いつか失われるものだからです。

だからこそブッダは、失われない幸福を求められました。

それが仏教で説かれる「本当の幸せ」です。

まとめ

お金もあり、家族もあり、やりたいこともできているのに寂しい

それは異常ではありません。

人間は本質的に、

独生独死 独去独来

の存在だからです。

どんなに周囲に人がいても、人生の根本問題は誰にも代わってもらえません。

だからこそブッダは、

「死を前にしても崩れない幸福とは何か」

を求められました。

その答えを明らかにしたのが、仏教なのです。

感想

人生は一人旅をしているようなものだという。旅の途中の村には何日か滞在は出来るが、ずっと留まることはできない。いずれは出ていかなければならない。

僕自身は、Mr.Childrenの「終わりなき旅」という曲が好きだが、人生を旅に例えた歌というのはたくさんある。出会い別れを繰り返し、目的地に向う。目的を達成したらまた次の目的地へ向かう。その繰り返しの中で、喜びもあり、怒りもあり、哀しみもあり、楽しみもある。旅とはそんなものだと思います。人生は一度きりの旅で後戻りはできない。後悔してもやり直すことはできない。そして最後には死が待っています。

仏教を説かれたお釈迦様は、老いと病と死があることに驚かれた。やがて死ななければならない人間の人生に意味はあるのか悩まれた。そして修行の道に入られた。厳しい修業の末に仏の悟りを開かれた。それは老いと病と死がきても崩れない幸せになれることです。

人生の旅の最後は死が待っている。死がきたらすべての幸せは総崩れとなる。しかし、仏教では死がきても崩れない幸せが教えられているという。そんな幸せあるわけないと決めつけるのか、そんな幸せがあるならなってみたいと思うか。人生について真剣に考えていれば、どちらを選ぶかはおのずとわかるはずだと思います。

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この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

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