不幸になるのは「信心が足りないから」?仏教が説く運命の原因とは

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「信心が足りないから不幸になる」

「信仰しているから守られる」

「お祈りしたから病気が治った」

このような話を聞いたことがある人は多いかもしれません。

しかし仏教では、

「信心が足りないから不幸になる」

「信心したから御利益で幸せになる」

とは説かれていません。

では、なぜ人は苦しみ、不幸な出来事に悩まされるのでしょうか。

仏教では、その原因を「因果の道理」から明らかにしています。

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目次

仏教は「信心が足りないから不幸になる」とは説かない

仏教では、不幸を単純に

・神の罰

・悪霊の仕業

・信心不足

などと考えません。

もし「信心が強い人は絶対に病気にならない」「事故にあわない」

というなら、現実とは合わなくなります。

実際には、どんな人でも、

・病気になる

・老いていく

・別れを経験する

・悩み苦しむ

ことを避けられません。

仏教は、「苦しみのない人生」を約束する教えではなく、

「なぜ苦しみが起きるのか」を明らかにする教え

なのです。

昔の人は災害や病気を神や悪霊の仕業だと考えていた

昔の日本には、多くの祈祷師がいました。

・雨ごいの祈祷

・病気平癒の祈祷

・厄払い

・悪霊退散

などです。

当時は、

・疫病は神の怒り

・災害は悪霊の仕業

と考えられていました。

しかし学問が発達すると、

・地震や台風は自然現象

・病気は細菌やウイルス

によって起きることが分かってきました。

そのため、自然災害や病気を「神の仕業」と考える人は少なくなりました。

それでも占いや祈祷に頼ってしまう理由

ところが現代でも、

・占い

・開運グッズ

・霊感商法

・運気改善

・スピリチュアル商法

などはなくなっていません。

なぜでしょうか。

それは、

人間は「これから自分の運命がどうなるのか分からない不安」を抱えているから

です。

人間を苦しめる3つ問題

仏教では、人間の大きな苦しみとして次の3つが挙げられます。

⒈貧(貧乏)

お金がない不安。

生活できるか、将来困らないかという苦しみです。

⒉病(病気)

健康を失う苦しみ。

どんなに健康に気をつけても、人は老い、病気になります。

⒊争(人間関係)

人との争い、対立、孤独の苦しみ。

家族、職場、友人関係など、人間関係の悩みは尽きません。

苦しいとき、人は迷信にすがりたくなる

人は苦しくなると、

・何とか助かりたい

・不安を消したい

・将来を知りたい

と思います。

そのため、

・占い

・祈祷

・おまじない

・開運法

などに頼ってしまうことがあります。

「これで運気が良くなった」

「祈ったら願いが叶った」

という体験談を聞くと、信じたくなることもあります。

しかし仏教では、

不安が強いときほど、人は迷信に惑わされやすい

と教えられています。

「溺れる者は藁をもすがる」

ということわざがあります。

溺れている人は、藁のような頼りないものでも必死につかもうとする、という意味です。

それほど人間は、

・苦悩

・不安

・恐れ

に弱い存在なのです。

知識が豊富な人でも、不安になれば迷信に引き込まれることがあります。

問題は「頭の良し悪し」ではなく、

苦しみから逃れたいという心

なのです。

仏教が教える「運命の原因」

では仏教は、運命をどう教えているのでしょうか。

仏教では、

「結果には必ず原因がある」

という「因果の道理」を説きます。

因果の道理

・善い原因から善い結果

・悪い原因から悪い結果

・自分の原因が自分に返ってくる

が生れるということです。

これは、

・神の気まぐれ

・悪霊の呪い

・偶然

によって人生が決まるのではない、という教えです。

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仏教は現実から逃げる教えではない

仏教は、

「祈れば全部うまくいく」

という教えではありません。

むしろ、

・なぜ苦しむのか

・なぜ不安になるのか

・どうすれば本当の安心を得られるのか

を深く見つめる教えです。

だからこそ、迷信や占いに振り回されない生き方を教えているのです。

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まとめ|不安につけ込む迷信に惑わされないために

人は不安になると、すぐに答えを求めたくなります。

しかし仏教では、

「信心が足りないから不幸になる」

とは説かれていません。

苦しみには原因があり、その原因を正しく知ることが大切だと教えられています。

運命を、

・神の罰

・悪霊

・占い

で考えるのではなく、

因果の道理によって見つめる

ところに、仏教の大きな特徴があります。

感想

将来がどうなるかわからなくて不安になることは、誰にでもあると思います。だから祈祷や占いに頼ってしまうことがある。不幸が続いたり、人生うまくいかないとき、天地鬼神にすがりたくなります。

芸能人で人気が低迷しているとき、占いによって改名し人気が復活したということを聞いたことがあります。これは改名したから人気が復活したのではなく、素直にアドバイスを実行するという姿勢がよかったのだと思います。もう後がないと思い、仕事に対して真面目に一生懸命やっているから評価が上がったのではないか。改名自体に力はないと思う。その人の行いに力があったのだと思います。

仏教では運命の因果関係が教えられている。善因善果、悪因悪果、自因自果、これを因果の道理という。自分の行いを変えることで運命も変えることができる。仏教を学べば、祈祷や占いに頼る必要はなくなります。

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この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

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