ストレスがたまってイライラすることが増えたり、気分が落ち込んだりすることはありませんか?
仕事や人間関係など、日常生活にはさまざまなストレスがあります。
そんなとき、気分転換の方法として私がおすすめしたいのがウォーキングです。
私は10年以上ウォーキングを続けています。歩く習慣を身につけてから、気持ちが前向きになったり、人との関わり方に余裕を持てるようになったりしたと感じています。
今回紹介するのは、精神科医であり禅僧でもある川野泰周さんの著書『悩みの9割は歩けば消える』です。
本書では、歩くことと心の健康の関係や、歩きながら瞑想する「マインドフル・ウォーキング」が取り上げられています。
歩くことを通して心を整える方法に関心がある方に、紹介したい一冊です。
『悩みの9割は歩けば消える』はどんな本?
書籍情報
- 書名:悩みの9割は歩けば消える
- 著者:川野泰周
- 出版社:青春出版社
著者の川野泰周さんは、精神科医としての専門知識と禅の修行経験を持つ方です。
本書では、ウォーキングを単なる運動としてではなく、心の状態に意識を向ける時間として捉えています。
特に興味深いのが、歩くこととマインドフルネスを組み合わせた考え方です。
普段何気なく行っているウォーキングも、意識の向け方を変えることで、違った体験になるかもしれません。
マインドフル・ウォーキングとは?
マインドフルネスとは、今この瞬間の体験に意識を向け、浮かんでくる考えや感情を必要以上に判断せずに観察することです。
瞑想というと、静かな場所で座り、呼吸に集中する姿を思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、歩きながら行う瞑想もあります。
それが「マインドフル・ウォーキング」です。
例えば、歩いているときに足の裏が地面に触れる感覚や、呼吸のリズム、周囲の音などに注意を向けます。
難しく考える必要はありません。
歩いている今この瞬間に、意識を戻していくことが基本になります。
私はウォーキングを続けるなかで、景色を眺めたり、外の空気を感じたりすることが気分転換になると感じてきました。
座って行う瞑想が苦手な方にとっても、歩く瞑想は試してみる価値のある方法だと思います。
ウォーキングはストレス解消に役立つ?
適度な身体活動は、ストレスの軽減や気分の改善に役立つ可能性があるとされています。
ウォーキングは特別な設備を必要とせず、日常生活に取り入れやすい運動です。
また、屋外を歩くことで景色が変わり、気分転換につながることもあります。
私自身、気持ちが落ち着かないときに歩くことで、頭がすっきりしたように感じることがあります。
もちろん、歩けば必ずストレスが解消されるわけではありません。
強い落ち込みや不調が続く場合は、ウォーキングだけで対処しようとせず、必要に応じて医療機関などに相談することも大切です。
ウォーキングと脳の働きの関係
ウォーキングのような有酸素運動と脳の健康については、さまざまな研究が行われています。
そのなかで注目されているものの一つが、BDNF(脳由来神経栄養因子)です。
BDNFは、神経細胞の働きや神経の可塑性に関係するタンパク質です。
運動とBDNFの関係についても研究が進められていますが、歩くだけで必ず頭がよくなると断定することはできません。
それでも、適度な運動を続けることは、心身の健康を維持するうえで大切な習慣の一つです。
私も歩く習慣を持つようになってから、以前より頭がすっきりし、考えがまとまりやすくなったと感じています。
こうした実感があるからこそ、これからもウォーキングを続けたいと思っています。
ウォーキングで性格は変わるのか?
私は、ウォーキングを10年以上続けるなかで、自分自身の変化を感じてきました。
以前は内向的で、人と関わることがあまり得意ではありませんでした。
しかし、歩く習慣を続けるうちに、以前より人との関係に余裕を持てるようになったと感じています。
気持ちが前向きになり、自分に自信を持てる場面も増えました。
また、以前と比べてイライラすることが少なくなり、穏やかな気持ちで過ごせることも増えたように思います。
もちろん、これらの変化がすべてウォーキングによるものだとは言い切れません。
人の性格や考え方は、生活環境や経験、人間関係など、さまざまな要素の影響を受けるからです。
それでも、私にとってウォーキングが自分自身を見つめ直す時間になっていることは確かです。
歩くことは、身体を動かすだけでなく、気持ちを切り替えるきっかけにもなると感じています。
10年以上ウォーキングを続けられた理由
私がウォーキングを長く続けられた理由の一つは、無理をしないことです。
以前は毎日歩くことを目標にしていた時期もありました。
しかし、体調が悪い日でも無理して歩くと、かえって疲れてしまうことがありました。
そこで、歩けない日があっても気にしないようにしました。
雨の日や体調が悪い日は休み、また歩ける日に再開すればよいのです。
大切なのは、一日も休まず続けることではなく、長い目で見て習慣を維持することだと思います。
ウォーキングを義務にするのではなく、気持ちよく続けられる時間にする。
この考え方が、10年以上継続できた理由の一つです。
『悩みの9割は歩けば消える』はこんな人におすすめ
本書は、次のような方におすすめしたい一冊です。
- ウォーキングとストレスの関係に興味がある人
- マインドフルネスを生活に取り入れたい人
- 歩く瞑想について知りたい人
- 無理のない運動習慣を身につけたい人
- 心身の健康について考えるきっかけが欲しい人
特に、座って瞑想することに難しさを感じている方にとって、歩く瞑想という方法は新しい発見になるかもしれません。
まとめ|歩くことを心を整える習慣に
『悩みの9割は歩けば消える』は、ウォーキングと心の健康の関係について考えるきっかけになる書籍です。
特に、歩くこととマインドフルネスを組み合わせるという考え方が印象的です。
私自身、10年以上ウォーキングを続けてきて、気分転換や頭をすっきりさせる時間として、その価値を感じています。
ただし、無理して歩く必要はありません。
体調に合わせて休むことも大切です。
まずは短い時間から、自分に合ったペースで始めてみてはいかがでしょうか。
歩く時間が、毎日の生活を少し豊かにするきっかけになるかもしれません。

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