現代物理学と仏教

要約

ニュートン 絶対時間

→  時間の正確な流れに沿って生活している

協定世界時

→  どの国の人であっても時間は共通

→  原子時計で計測される協定時間

アインシュタイン

→  時間は絶対的なものではなくて相対的なものである

→  場所によって時間のすすみかたが違うことをあきらかにした

→  地面から低いところと地面から遠く離れているところでは時間の流れ方が違う 相対性理論

光速に近いロケットに乗っていたら地球にいるときよりも時間のすすみかたが遅い

仏教では六道がある

→  地獄界 餓鬼界 畜生界 修羅界 人間界 天上界

→  時の流れ方がそれぞれ違う

それ、人間の五十年をかんがえみるに、四王天といえる天の一日一夜に相当れり。また此の四王天の五十年をもって等活地獄の一日一夜とするなり  (蓮如上人)

諸行無常 すべてのものは続かない 是生滅法

感想

時間の流れというのは絶対的なものではなかった。そんなこと初めて知った。またそれは仏教の中でも説かれていたことに驚いた。現代物理学と仏教の教えに類似性があることにも驚いた。

これから物理学がもっと発展していけば、さらに仏教で説かれている世界があきらかにされるのか。物理学から仏教を読みとくことはとても面白い。まったく関係なさそうに思えるが、そうじゃないことがわかった。

仏教はお釈迦さまが2600年前に説かれた教えなのに、やっと現代の最先端の物理学が追い付いてきたことが信じられない。2600年前に聞いた人はまったく理解できなかっただろう。

改めて仏教という教えに畏敬の念を抱いた。

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