人生は選択の連続だが、すべての責任は自分にある

要約

■ 人生は選択の連続

・ 選択を決める際にさまざまな人がいろんな意見をいうことがある。その意見を聞くか聞かないかは、その人自身の問題。人生を操縦しているのは「私」であるという自覚を持つ。

・ 仏教では自因自果と教えられる

→ 自分の原因(責任)で自分の人生が決まる 智慧の生き方

・ 他因自果

→ あいつのせいで私はこんなめにあった   愚痴の生き方

・ どちらを選ぶかはすべて自分が選んだもの。周りの意見に従うのかも結局は自分の選択。善きにしろ悪きにしろ自分の選択の結果が今の自分の姿である。

■ 自分の選びたい選択肢の方へ邪魔が入っていけないとき

・ 他因自果になりやすい あいつが邪魔をしたから行けなかった

→ そんなときでも自分を反省しなければならない

→ もっと前から対策を立てなければならない

・ 選びたい選択肢を選べなかったら今できることは何かを考える。今から自分の行動を変える

・ 過去(因)→ 現在(果)(因)→ 未来(果)

→ 過去にやった行ないが現在の結果になる。また、今の行いが未来の結果になる

■ 人生の選択ミス

・ 選択ミスをしたとき、恨んだり憎んだりしているよりも今から何をすればいいかを考える必要がある

・ 自分が行きたい方へいけない。選択肢がない場合はどうすればいいか。

→ 今からの行いが大切

■ 未来の果を知らんと欲すれば現在の因を見よ

感想

自分の今の状況というのは、すべて自分が決めた行動の結果だという。たとえ今の状況が悪かったりしてもそれは誰かのせいではなく自分の責任だと考える。あいつのせいだと恨んだり憎んだりするくとは他因自果であり、愚痴の生き方だと仏教では教えられる。

責任は他人ではなく自分にあると考えることが大事だと知っていた人に、コメディアンとして不動の人気を得ていた志村けんがいる。志村けんは次のような言葉を残している。「芸人は、よく『今日の客は悪いや』って言うけど、それを言っちゃおしまいだ」 この言葉からもわかるように、自分の芸が受けないことを客のせいにしていたら、いつまでたっても自分の技術は向上しない。受けないのは自分に問題があるからだと思うことで成長できる。長年芸能界の第一線で活躍していた志村けんの秘訣を垣間見せる言葉だ。

仏教では常に自因自果だと教えられる。自分の現在の結果は自分の行いが原因だという。人生が上手くいかないときや、苦しいとき、つい、あいつのせいだ、こいつのせいだと思いたくなるときはある。そんなときでも責任から逃げずに受け止める。自分の行動を反省できる人間になる。そうすれば、いつか道がひらけるときがくる。

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この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

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