要約
布施 人に与える 施す
財施
→ 相対の幸福を与える
→ お金 名誉 地位 健康 結婚
→ 日々追い求めている幸せ
財施する人はみんなから愛される
→ 人から慕われる 尊敬される
法施
→ 絶対の幸福を与える
→ 仏教の教えを伝える
→ 摂取不捨の利益
財は一代の宝、法は末代の宝
→ 財施は生れてから死ぬまでの間、その人を幸せにする
→ 法施はこの世から未来永遠を幸せにする
相対の幸福を求めることに意味はあるのか?
→ 相対の幸福は一時的なもので儚いもの
→ しかし相対の幸福を捨てなさいということではない
→ 生きていくうえでは必要なもの
相対の幸福を得ながら、なぜ生きていかなければならないのか?
→ 絶対の幸福になるため
如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし 師主知識の恩徳も 骨を砕きても謝すべし (親鸞聖人)
感想
仏教では財施と法施と二つの布施が教えられている。財施をすることで人から慕われ、愛されるという。それに対して法施とは仏教の教えを伝えること。
僕自身ができている布施とは、人にプレゼントをするくらいだ。誕生日や記念日やちょっとしたお礼にあげることがある。少しでも喜んでもらえたらという気持ちでやっているし、自分が世のため人のためになったかなと思うことに喜びを感じる。しかし法施はなかなかできない。仏教のすばらしさを伝えることが難しい。ブログで発信することぐらいしかできていない。自分の身近な人にわかってもらいたいのにわかってもらえない。
仏教では相対の幸福を求めつつ、絶対の幸福にたどりつくことが大事だといわれる。それは目的と手段の関係だ。どちらか一方だけでは成り立たない。
布施をすることは善い行いなので、できるだけたくさん実行したい。そうすれば幸せな運命がおのずとやってくるのだから。
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