要約
憎しみの裏には依存心がある
旦那デスノート 奥さんが旦那に対しての憎しみ恨みを書いているノート
→ そんなに旦那が嫌いなら別れればいい
別れられないからこそ憎い 本当だったら縁を切りたい
職場でも恨み憎しみはある
→ 上司のパワハラがあるにもかかわらず職場を辞めない 職場に依存している
仏教では他因自果
→ あいつのせいで、こいつのせいで上手くいかない
他因自果から自因自果へ
→ 嫌な会社を選んだのも自分 嫌いな旦那と別れず一緒にいるのも自分で選んだこと
不安の裏に依存心がある
依存とは
→ 頼りにする 支えにする 力にする 信じる
→ 夫と妻 親と子 上司と部下
頼りにし力にしていたものに裏切られたとき苦しむ
→ 頼りにしていたものが小さければ裏切られても苦しみは小さい
→ 頼りにしていたものが大きければ裏切られたときの苦しみは大きい
苦しみのあまり人を頼よりにできず寂しく孤独になる人もいる
苦しみたくないから相手が離れないように束縛する 試したりする人もいる
苦しまないためには依存心を捨ててしまえばいいのか?
→ 人に依存していなくても、お金、仕事、健康、才能、美貌に依存している
仏教では人生を生死の苦海とたとえられている 依存しているものを海に浮かぶ丸太や板切れだといわれる
→ 丸太や板切れは波がくるとひっくり返ってしまう 塩水のんで苦しむことになる
→ 別の丈夫そうな丸太や板切れを見つけしがみつくが、やっぱりひっくり返ってしまう
親鸞聖人はそんな生死の苦海に弥陀の救いである大きな船があるとあきらかにされた
→ その大きな船に早く乗せていただきなさいと
感想
依存心が大きければそれに裏切られたとき、苦しみもまた大きい。だったら依存心をなくせばいいかといえば、なくすことはできない。人生は苦しみの連続ということがよくわかった。
仏教では人生を生死の苦海とたとえられる。依存しているものとは海に浮かぶ丸太や板切れだといわれる。一時的には休むことができるが、波によってひっくり返ってしまい苦しむことなる。とても不安定でずっと安心できるものではない。ところがそんな海に大きな船があるという。それが大悲の願船という弥陀の救いのことだと教えられる。大きな船に乗ることができたなら、波がきてもびくともしないから大安心の身になれる。
その船に乗るためにはどうすればいいかというと、仏法は聴聞に極まると教えられる。
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