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出演 岸本加世子
静岡県出身の女優。
1977年にテレビドラマ『ムー』でデビュー。その後、『あ・うん』などに出演し、映画やテレビドラマを中心に活動する。
バラエティ番組『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』でビートたけしと共演したことをきっかけに、北野武監督の映画『HANA-BI』(1998年)に出演。同作で第22回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した。
さらに『菊次郎の夏』(1999年)では、第23回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。北野武監督作品を代表する出演俳優の一人となった。
あらすじ
小学3年生の正男は、夏休みを利用して、離れて暮らす母親を訪ねようと考える。
ところが、一人で母親のもとへ向かおうとした正男は、途中で不良たちにお金を奪われそうになる。そんな正男を助けたのは、近所に住む女性だった。
女性は正男の一人旅を心配し、夫の菊次郎を付き添わせることにする。
こうして、母親との再会を願う正男と、どこか頼りない大人の菊次郎による旅が始まる。
性格も年齢も異なる二人が、夏の日本を舞台に旅を続けていく物語。
感想
『菊次郎の夏』で特に心に残ったのは、ケンカっ早くて不器用な菊次郎と、寂しさを抱えた正男が、旅を通して少しずつ心を通わせていくところです。
最初の菊次郎は、正男を守ってくれる立派な大人とは言えません。自分勝手な行動をしたり、すぐに腹を立てたりと、むしろ正男を振り回してしまいます。それでも正男は菊次郎を頼りにしていました。母親に会うことを楽しみにしていたからです。
旅を続けるうちに、菊次郎の中にある優しさが少しずつ見えてきます。
正男が母親の姿を見て傷ついたとき、菊次郎はその気持ちを察し、正男を優しく包みます。その姿はまるで本当の父と息子のように見えました。旅の中で、菊次郎は正男に対する気持ちの変化があったことがあらわれていました。
不器用な性格でも、正男を大切にする気持ちは失っていませんでした。
また、旅の途中ではさまざまな人と出会います。
楽しい出来事もあれば、怖い思いをすることもあります。何が起きるのかわからないのが旅の面白さであり、旅の中で成長していくのが旅の醍醐味だと思いました。
北野作品を仏教の視点から読み解く

北野武監督作品




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