要約
相手が罵ったりバカにしてきたときにムキにならない
煩悩 怒り
→ 怒ると相手を不快にさせる
悪口に対しては悪口で、怒りに対しては怒りでやり返すのは結局自分を苦しめることになる、愚かなことなのだよ (お釈迦さま)
なぜやめぬ 恨み呪わば 穴二つ
嫌な事をされたら受け流す
波の音や風の音のように思う
花を持つ 人から避ける 山路かな
感想
相手が罵ったりバカにしてきたとき、ムキにならず受け流すほうがいいという。確かにそうだ。いちいち相手にするのはめんどくさい。波の音や風の音のように思えばいいとはなるほどなと思う。
僕自身、相手がバカにしてきたときは距離をとるようにしている。別に仲よくしたいわけでもない相手からは離れていく。そういう人は誰からも相手にされなくなるだろうと、心の中で笑っている。
お釈迦さまのいうとおり、怒りに対して怒りでやり返すのは愚かなことだ。こちらが冷静にいれば、相手から離れていくこともある。怒りは正しい判断ができなくなるから気を付けなければならない。
仏教では怒りは煩悩だと教えられる。欲が邪魔されたとき、怒りがわいてくる。怒りがわいても忍耐することが大事だ。仏教で忍耐は善い行いと教えられる。
仏教を学ぶことは煩悩について学ぶことともいえる。煩悩からくる行いを知ることで、どう対処すればいいのかもわかってくる。
仏教はすべての人に通ずる活きた教えだと思う。
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