「自分に自信が持てない」
「人前に出ると不安になる」
「失敗が怖くて行動できない」
そんな悩みを抱える人は少なくありません。
では、なぜ私たちは自信を失ってしまうのでしょうか。
仏教の教えから考えると、自信を失わせる原因には大きく3つあります。
①嘘やごまかしが自信を失わせる
仏教では、嘘やごまかしを「妄語(もうご)」といいます。
妄語は他人を傷つけるだけではありません。
実は、自分自身の心も苦しめるのです。
一度嘘をつくと、
「いつかバレるのではないか」
という不安が生まれます。
すると心を開くことができなくなり、どこか後ろめたさを感じるようになります。
さらに、その嘘を隠すために新たな嘘を重ねることもあります。
その結果、自分自身を信じられなくなってしまうのです。
見栄を張ることも妄語の一つ
自分を実際より大きく見せようとする見栄も同じです。
最初は周囲から評価されるかもしれません。
しかし親しくなれば、
「思ったほどではなかった」
と相手をがっかりさせるのではないかという不安が生まれます。
本当の自信は、ありのままの自分を受け入れるところから始まります。
②挑戦しない人は自信が育たない
自信をつけたいと思いながら、
・失敗したくない
・恥をかきたくない
・傷つきたくない
という理由で行動を避けてしまうことがあります。
しかし、自信は考えているだけでは生まれません。
実際に行動し、経験を積むことで育っていくものです。
仏教には、
まいたものは必ず生える、まかぬものは生えない。
という因果の考え方があります。
行動という種をまかなければ、結果という実りも得られません。
最初から上手くできる人はいません。
失敗を重ねながら少しずつ成長していくのです。
場数が緊張を乗り越える力になる
人前で話すことも、
仕事に挑戦することも、
最初は誰でも緊張します。
しかし経験を積むことで、
「前にもできた」
という成功体験が増えていきます。
その積み重ねが本当の自信になります。
仏教で教える結果を出す人の特徴

③人を優劣で見ると自信を失う
多くの人が自信を失う最大の原因は比較です。
・あの人より自分は上か
・あの人より自分は下か
という見方をしていると、自信は常に不安定になります。
自分より劣っていると思う相手には自信を持てても、自分より優れた人に出会うと急に自信を失ってしまうからです。
人を見下す人の心理について

ウサギはカメを見ていた
有名なイソップ童話に「ウサギとカメ」があります。
なぜ足の速いウサギが負けたのでしょうか。
一つの見方として、
ウサギはカメばかり見ていた。
カメはゴールを見ていた。
ということができます。
ウサギは相手との比較に意識を向けていました。
一方、カメは自分の進むべき道に集中していました。
人生も同じです。
他人との比較ばかりしていると、自信は揺らぎ続けます。
大切なのは、
自分が目指すゴールに向かって歩み続けること
です。
本当の自信は人生の目的から生まれる
自信とは、
「自分は誰より優れている」
と思うことではありません。
自分が進むべき方向を知り、
そのために努力を続けている状態です。
人と比べる人生ではなく、
自分の目標に向かって歩む人生。
そこに本当の自信があります。
仏教で教えられる人生の目的とは

まとめ
仏教の教えから見ると、自信を失う原因には次の3つがあります。
⒈嘘やごまかし(妄語)
嘘は不安や後ろめたさを生み、自分自身への信頼を失わせます。
⒉挑戦しないこと
行動しなければ経験は増えず、自信も育ちません。
⒊人を優劣で見ること
比較の人生では、自信は常に揺れ動きます。
自信をつけるためには、
・正直に生きる
・小さな挑戦を積み重ねる
・他人ではなく自分の目標を見る
ことが大切です。
カメがゴールを見続けたように、自分が本当に目指す人生の目的を見失わず、一歩ずつ進んでいきたいものです。
感想
自信を失う三つの行動はどれも経験したことがあるものです。自分に自信がないからついやってしまう行動ですが、それがさらに自信を失わせるという負のスパイラルに陥ってしまいます。自分に自信をつけるためには小さな成功体験が必要だといわれます。小さな成功体験を積み重ねるためにはまず行動しなければなりません。
僕自身が経験した小さな成功体験は、1日25分のウォーキングをほぼ毎日するようになったことです。ウォーキングを1年続けたときに少し自信がつきました。そして3年、5年、10年と続いたときに自分の中でかなり自信を持てるようになりました。小さな成功体験が大きな自信になることを体感できました。
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