お金持ちになっても幸せになれなのはなぜ?仏教が説く本当の人生

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「お金持ちになりたい」

「有名になりたい」

「素敵な人と結婚したい」

10代、20代の頃には、このような目標を持つ人が少なくありません。

そして、それらを手に入れた人は「リア充」と呼ばれます。

反対に、50代、60代になっても思い描いていた人生を実現できなかった場合、

「自分の人生は消化試合だ」

「もう今さら頑張っても意味がない」

と思ってしまう人もあります。

しかし仏教では、リア充の人も、人生は消化試合だと嘆く人も、共に「一切皆苦」の人生を生きていると教えられます。

目次

一切皆苦とは何か

一切皆苦とは、

「人生のすべてが苦しみである」

という意味ではありません。

どれほど楽しいことや嬉しいことがあっても、それだけでは本当の満足には至らない、ということです。

なぜなら、この世のすべては変化し続けるからです。

お金も地位も名誉も健康も人間関係も、永遠に続くものはありません。

そのため、一時的に満たされたとしても、心の奥底には不安が残ります。

人生は激流を下る小舟のようなもの

仏教では私たちの人生を、激しい流れの川を下る小舟にたとえられます。

小舟の上では、

・勝った

・負けた

・出世した

・収入が増えた

・モテた

などと一喜一憂しています。

しかし、その小舟は確実に「死」という滝つぼへ向かっています。

小舟の上での勝ち負けに夢中になり、自分が滝つぼへ近づいていることを忘れているのです。

お釈迦様は、小舟の上での成功や失敗だけを問題にされたのではありません。

その先に待つ「死」を見据えたうえで、人間はどう生きるべきかを説かれました。

お金持ちになっても虚しさが消えない理由

世間では、

・お金持ちになれば幸せになれる

・有名になれば満足できる

・理想の結婚をすれば人生は完成する

と思われがちです。

しかし実際には、それらを手に入れた人の中にも苦しみや虚しさを抱えている人が少なくありません。

なぜでしょうか。

それは、それらがいつか失われることを本能的に感じているからです。

若さは老いに変わります。

出会いは別れに変わります。

命もまた終わりを迎えます。

仏教ではこれを「諸行無常」と説かれています。

人生は長いようでいて、死は思う以上に早くやってきます。

だかこそ、この世のものだけでは本当の安心を得ることができないのです。

人生は諸行無常であることを受け入れる

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仏教が教える本当の幸福とは

仏教では、小舟のままでいるのではなく、大きな船に乗り換えることが大切だと教えられます。

その船が「大悲の願船」です。

阿弥陀仏の本願によって、必ず救われる身と知らされた心を、浄土真宗では「信楽」といいます。

この信楽の心を得た人は、人生の浮き沈みに振り回されなくなります。

お金があるから幸せなのではなく、

有名だから幸せなのでもなく、

結婚しているから幸せなのでもありません。

死を超えて崩れない幸福に出会った人の心は、浄土に遊ぶように明るくなると教えられています。

これを仏教では「無上の幸福」「絶対の幸福」といいます。

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まとめ

人生の目標として、

・お金

・名誉

・結婚

を求めること自体は悪いことではありません。

しかし、それらはすべて無常であり、いつか失われます。

だからこそ、お釈迦様は小舟の上での勝ち負けだけでなく、死という滝つぼを見据えた人生を説かれました。

仏教が教える本当の人生の目的は、無常の世界の中で揺るがない幸福を得ることです。

その幸福への道が、大悲の願船に乗ることであると、浄土真宗では教えられています。

感想

人生は一切皆苦であるとお釈迦さまは説かれました。リア充の人も消化試合だと思っている人も苦しみから逃れられない。すべての人は急流を下る小舟に乗っているようなものであり、それはやがて死という滝つぼに向っているといいます。このたとえを聞くと、小舟の上で勝った負けたといっていることよりも必ず滝つぼに落ちてしまうことを考えなければと思いました。そして仏教には小舟から大きな船に乗り換えられることが教えらえれています。死という滝つぼに落ちる前に早く乗り換えなければならないです。

普段生活しているときは、どうしたら儲かるかやどうしたらみんなに認めてもらえるかということばかり考えてしまう。欲を満たすことばかりに意識が向いて、自分が死の滝つぼに向っていることを忘れてしまいます。しかし仏教を聞くと意識が変わる。欲のことばかり考えてはダメだと考え直すことができると思いました。

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この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

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