心配性は短所ではない?仏教が教える「不安」と本当の幸せ

当ページのリンクには広告が含まれています。

「もっと前向きになりなさい」

心配性の人は、こんな言葉をかけられることがあります。

しかし、心配性やネガティブな性格は本当に悪いことなのでしょうか。

実は、オリンピックで金メダルを獲得したトップアスリートの中にも、自らを「心配性」と語る人がいます。

そこには、私たちが学ぶべき大切なヒントがあります。

目次

東京オリンピック金メダリスト・大橋悠依選手の言葉

大橋悠依さんは、東京オリンピックで競泳400メートル個人メドレーと200メートル個人メドレーの二種目で金メダルを獲得しました。

大橋選手は自身について、

「心配性でネガティブな性格だった」

と語っています。

周囲からは、

「もっとポジティブになったほうがいい」

と言われることもあったそうです。

しかし、無理に性格を変えようとしても変われず、かえって苦しんだといいます。

そんな中で、

「心配性な自分を受け入れよう」

と考えるようになりました。

すると、それまで短所だと思っていた性格が、実は強みであることに気づいたのです。

心配性だからこそ準備ができる

心配性の人は、人が気づかないところまで考えます。

失敗する可能性や問題点を先に想像します。

そのため、

・準備を怠らない

・細かな確認をする

・リスクを考えて行動する

という特徴があります。

不安があるからこそ努力する。

心配性だからこそ備える。

これは大きな強みです。

実際に結果を出す人ほど、

「絶対に失敗したくない」

という気持ちから徹底した準備をしていることが少なくありません。

心配性は決して悪いことばかりではないのです。

短所だと思っていることが長所になる

私たちは自分の欠点ばかりに目を向けがちです。

・心配性だからダメだ

・臆病だからダメだ

・ネガティブだからダメだ

と思ってしまいます。

しかし見方を変えれば、

・慎重である

・用心深い

・準備ができる

・失敗を防げる

という長所にもなります。

大切なのは、

「この性格は自分の一部である」

と受け入れることです。

無理に別人になろうとする必要はありません。

心配性もまた、自分を幸せへ導く大切な個性になり得るのです。

仏教が教える「諸行無常」

仏教では、

諸行無常(しょぎょうむじょう)

が説かれています。

これは、

この世のすべてのものは変化し続け、永遠に続くものはない

という意味です。

人生には、

・上り坂

・下り坂

・まさか

があるといわれます。

どれほど順調な人生でも、予想もしなかった出来事が起きることがあります。

だからこそ、

「これさえあれば大丈夫」

と思っているものも、いつまでも続くとは限らないのです。

仏教で教えられる諸行無常についてはこちらも

あわせて読みたい
諸行無常とは?人生が苦しい理由 諸行無常とは?意味をわかりやすく解説 「諸行無常(しょぎょうむじょう)」とは、この世のすべては変わり続け、同じ状態にとどまるものは一つもない、という仏教の言葉...

私たちが頼りにしているものは本当に安心できるのか

多くの人は、

・お金

・財産

・地位や名誉

・健康

・才能

・美貌

・家族

などを人生の支えにしています。

もちろん、これらは大切なものです。

しかし諸行無常の世界では、どれも永遠ではありません。

お金は失うことがあります。

健康は病気によって崩れることがあります。

名誉は一瞬で失われることがあります。

愛する家族とも、いつかは別れなければなりません。

そして死を迎えるときには、それらすべてを手放していかなければなりません。

仏教が教える「崩れない幸せ」とは

仏教は、お金や地位を否定しているのではありません。

それらに依存していては、本当の安心は得られないと教えているのです。

なぜなら、それらはすべて無常だからです。

そこで仏教が教えるのが、

死がきても崩れない幸せ

です。

年齢によって失われることもなく、

病気によって壊れることもなく、

財産の増減によって左右されることもない。

そのような本当の幸福を求めるところに、仏教の目的があります。

死が来ても崩れない幸せ|後生の一大事の解決とは

あわせて読みたい
後生の一大事とは?仏教で「人生で最も大切なこと」と教えられる理由 人生で本当に一番大事なことは何か 私たちは毎日、さまざまな悩みを抱えて生きています。 ・物価高への不安 ・老後のお金 ・南海トラフ地震への備え ・原発問題 ・健康...

まとめ

心配性は決して欠点ではありません。

不安があるからこそ準備ができ、

慎重になれるからこそ失敗を防ぐことができます。

大橋悠依選手も、自分の心配性な性格を受け入れたことで、それを強みに変えました。

一方で、人生そのものは諸行無常です。

お金や健康、名誉や才能も永遠ではありません。

だからこそ仏教は、

「何があったも崩れない幸せとは何か」

を私たちに問いかけています。

心配性を無理に直そうとするよりも、その性格を活かしながら、本当に失われない幸せを求めることが大切なのではないでしょうか。

感想

心配性という性格は悪いことではなく、しっかりと準備をすることができる性格といえると思います。しっかりと準備ができるれば良い結果になる確率もあがるからです。

ビジネスの現場で用いられる格言の一つに「段取り八分、仕事二分」というのがあります。これは段取りがいかに大切であるかがいい表されている言葉です。段取りつまり準備が大事だということです。また、「偶然は準備のできていない人を助けない」という言葉もあります。しっかりと準備をしないものにチャンスは訪れないといわれています。

仏教では諸行無常が教えられています。すべてのものは続かないと知っておくことが準備になると思いました。いいことも悪いことも続きません。これを知っているだけでも心に余裕ができると思います。仏教にはたとえ死がきても崩れない幸せが教えられています。それを求めて学び続けたいです。

動画

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

コメント

コメントする

目次