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映画予告
映画監督 クリストファー・ザラ
1974年、ケニアのキスムで生まれ、ボリビアとケンタッキー州で幼少期を過ごし、現在は2015年から家族とともにグアテマラ在住。ブラッド・ピットのプランBエンターテイメントで、国際的ベストセラー「Marching Powder」の映画化の企画を立ち上げ、映画界でのキャリアをスタート。2007年の長編デビュー作『Blood of Myblood」でサンダス映画祭審査員大賞を受賞し、2009年のインデペンデント・スピリットで最優秀脚本賞と新人作品賞にノミネートされた。長編2作目となった本作はメキシコで年間№1の大ヒットを記録し、サンダス映画祭で映画祭観客賞(フェスティバル・ファイバリット賞)受賞を皮切りに、メキシコ映画ジャーナリスト賞最優秀脚本賞、マラガ・スパニッシュ映画祭作品賞、ハートランド国際映画祭長編映画賞、ミルバレー映画祭観客賞など数多くの賞に輝いた。
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感想
麻薬と殺人が日常と化した国境近くの小学校。子供たちは常に犯罪と隣り合わせの環境で育ち、教育設備は不足し、意欲のない教員ばかりで、学力は国内最底辺。しかし新任教師のフアレスが赴任し、そのユニークで型破りな授業で、子供たちは探究する喜びを知る。やがて子供たちは自主的に学びをするようになり、人生が変わり始める。
1人のユニークな新任教師によって子供たちが変わっていく姿がとてもよかった。常識にとらわれない授業は学ぶ楽しさを教えてくれる。自分が小学生だったとき、こんな先生と出会いたかった。
人は誰と出会うかで人生は変わる。出会いは人生にとってプラスにもマイナスにもなることがある。本作の教師フアレスは間違いなくプラスになる出会いだった。
物語のクライマックスでは悲しい出来事が起こるけれど、それでもフアレスのおかげで子供たちが将来に希望を持つことができるようになったことは感動的でした。
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