要約
慳貪 相手からもらうことばかりしようとすること
→ 相手から認めて欲しい 大切にして欲しい
布施 慳貪の反対 相手に与える
→ 自分は相手を認めているか 大切にしているか
乏しき時与えるは富みて与えるに勝る
→ 自分がお金がないときは与えることは難しい
→ お金持ちのときは与えることはまだたやすい
→ 難しいこと = 尊い
善いタネは 時期を選ばず すぐに蒔け
効果的な利他主義 ピーター・シンガー
→ 善意をするときもコストパフォーマンスで考えるべきだ
長者の万灯よりも 貧者の一灯
感想
他人に大切にされたいと思ったらまず相手を認める、大切にすることが大事だという。それが布施だといわれる。その反対の慳貪とは相手から認めて欲しい、大切にして欲しいともうらうこばかりをすることだ。
恋愛でも好きな相手がいたら、自分から相手に優しくするのは当然だ。相手から好きになってくれないかと待っていても何も変らない。僕自身、それは何度も失恋してわかったことだが、なかなかできない人も多いと思う。恋愛では好き避けというのもあるし、好きだからこそ緊張して優しくできない人もいる。そんなときに、まずは自分から相手を大切にすることが大事だということを、知っているだけでもずいぶん違うと思う。知っていれば失敗する確率もさがるだろう。
仏教では布施をすることは善い種まきだと教えられる。布施をすることは自利利他、つまり相手を幸せにすることで自分が幸せになることができるということだ。布施は日々の生活ですぐにでも実践できることだ。
仏教の教えは実践あるのみ。
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