要約
仏教では三長者というのが教えられている
家の長者 お金持ち < 身の長者 健康 < 心の長者 信楽の心になった人
信楽 = 無明の闇がなくなった心 破無明闇
無明の闇 = 後生暗い心 後生がわからない心
後生 = 他界 死んだ後の世界
人生を飛行機でたとえると
生まれたときというのは飛行機で飛び立ったとき。飛行機で飛んでいるときは乱気流や嵐という困難がある。それは人生でいうと、震災、コロナを乗り越えて生きているということ。困難は乗り越えてもまたやってくる。
飛行機はどこに向って飛んでいるのか、わからない状態で飛行している。どのようにして飛ぶのか、快適に、長くすごすにはどうしたらいいかは教えられている。それは人生でいうと、どう生きるかということは知っているということ。
どれだけ飛行機の飛び方をしっていても、目的地がわからなければ不安になる。無事に着陸できるのかがはっきりしなければ、墜落してしまう。人生も同じで必ず最期には死が待ち受けているのだから、死んだあとどこへいくのかはっきりさせないと不安になる。後生をはっきりさせないことは一大事。だから仏教では後生の一大事という。
飛行機が無事に降りる目的地をはっきりさせたときを、人生でいうと信楽という心になったとき。
感想
お金よりも健康よりも心が大事。信楽の心になることが一番幸せなことだという。
飛行機のたとえはとてもよくわかった。どこに向って飛んでいるのかがはっきりしなければ、不安になる。最後は墜落するかもしれないと思っていたらとても落ち着くことができない。まず目的地をはっきりさせることで、安心して飛行機で楽しむことが出来る。
仏教では後生の一大事の解決が教えられている。死んだ後どこへいくのかがはっきりするといわれる。
後生の一大事の解決ができるまで聴聞を続けたい。
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