要約
幼児虐待死
→ 男性が連れ子の女性と結婚するし女性との間に子供ができる
→ 男性は女性が元夫との間にできた子供を虐待して殺害してしまうことがる
連れ子の子供を愛せない
→ 連れ子の子供が邪魔になる
→ 元夫に対して嫉妬する
子供を死においやったのは父親と母親の心の闇
仏教では煩悩によって殺害までおいやったという
子供を殺害してしまうのは人命の尊さがわからない心
→ 仏教では無明の闇といわれる
なぜ、人を殺してはいけないのか?
その答えの三つの水準
倫理的水準
→ ダメに決まっているだろ げんこつだ そんなこともわからないのか
社会的水準
→ 人を殺すことは社会に不利益をもたらす
→ 人間が安全に過ごすことができなくなる
→ 人を殺したら自分が社会から殺される
哲学的水準
→ 人の命は尊いから
→ 人の命は地球より重いから
仏教では人命の尊さを隠す心を無明の闇という
→ 無明の闇を破る教えが仏教
人身受け難し今已に受く
→ 人間に生れてきてよかったという世界がある
感想
人命の尊さは誰かに教わったことはない。なぜ人を殺してはいけないのか、という問いも明確に答えることはできない。
人を殺したら悲しむ人がいるから、罪になるから、いつかやり返されるかもしれないからという程度にしか考えたことはなかった。普段の生活の中で学校の先生や親からいわれたからこう考えるようになったと思う。でも人の命がなぜ尊いのかを明確に教えてくれた人はいない。命は地球より重いというのはテレビ番組のパフォーマンスに過ぎないとしか感じられない。
仏教では人命の尊さが教えられているといわれる。人命の尊さを隠す心を無明の闇といい、その無明の闇が破れるときがあると教えられる。人命の尊さがはっきりとわかったとき、なぜ人を殺してはいけないか、が答えることができる。そして人間に生れてきて良かったという大歓喜になることができるという。
仏法は聴聞に極まる。
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