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映画予告
主演 カマル・ハーサン
タミル語映画を中心にテルグ語映画、マラヤーラム語映画、カンナダ語映画、ヒンディー語映画、ベンガル語映画に出演した。インド映画界で最も知名度のある俳優の一人であり、多くの新しい映画技術をインド映画に導入した映画製作者としても知られている。無神論者としても知られ、脚本家として神の存在に疑問を問いかけるような作品も手掛けている。これまでにラシュトラパティ賞、国家映画賞、フィルムフェア賞、フィルムフェア賞南インド映画部門、タミル・ナードゥ州映画賞、ナンディ賞を受賞しており、長年にわたる映画界への貢献を認められ(1984年)、パドマ・シュリー勲章(1990年)、パドマ・ブーシャン勲章(2014年)、芸術勲章(シュバリエ、2016年)を授与されている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%B3
感想
謎の集団による3件の連続テロ事件が発生する。そのテロ事件の犯人を捕まえるために警察は工作員アマルに捜査を依頼する。アマルは街でギャングを牛耳る麻薬王のサンダナムが怪しいとねらい調査をはじめる。サンダナムは取引きにつかうコカインが2トンも消えてしまったことでその犯人を捜していた。アマルは捜査をしているなかで、謎の集団によって殺されたカルナンという人物の存在が気になりだす。謎の集団、アマル、サンダナムの三つ巴が交錯するクライム映画。
インド映画を観るのはほぼ初めてだったので、セリフの言語が新鮮に感じた。映画が始まると歌とダンスが始まったので穏やかな映画かなと思っていたら、バイオレンスシーンがたくさある本編でびっくりした。
ストーリーが進むにつれて謎が深まり真犯人は誰なのかと思いながら観るのは楽しかった。物語の後半で最初は仲間だと思っていた人物が敵になり、敵だと思っていた人物が仲間になるというどんでん返しが面白かった。
インド映画にこんなエンターテイメント性のたかい映画があったことが意外だった。インド映画といえばサタジット・レイくらいしか知らなかったし、インド出身の小説家として有名なジュンパ・ラヒリの作品は読んだことがあったが、クライム映画は初めてだった。
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