あらすじ
東京でヤクザとして生きる村川は、所属する組織の親分から命令を受け、仲間とともに沖縄へ向かう。
現地で起きている暴力団同士の争いを収めることが目的だったが、沖縄に到着した村川たちは、予想外の抗争に巻き込まれてしまう。
さらに、次々と仲間が命を落とす事態となり、村川は自分たちが危険な状況に置かれていることを知る。
やがて、今回の沖縄行きの裏に組織内部の裏切りがあったことが明らかになっていく。
追い詰められた村川は、仲間を失った怒りを胸に、ある決断を下す。
出演 寺島進
東京都出身の俳優。
1986年に松田優作監督の映画『ア・ホーマンス』でスクリーンデビューを果たす。同年には、バラエティ番組『風雲!たけし城』にも出演した。
その後、北野武監督の映画『あの夏、いちばん静かな海。』(1991年)や『ソナチネ』(1993年)に出演。
1996年には篠崎誠監督の映画『おかえり』で初主演を務めた。
松田優作監督作品で映画デビューし、北野武監督作品への出演を経て、映画『おかえり』で主演を務めるなど、俳優として活動を重ねてきた。

感想
この映画を最初にみたのは高校生の頃だった。当時感じたことはものすごくリアルな演技で、主人公に虚無感を感じたのがとても斬新に思えた。特に銃撃のシーンは淡々と描かれていて、それがこの映画の独特の雰囲気を醸し出している。
僕が好きなシーンは海辺で相撲をとるところがとてもいいと思った。遊び心が感じられて見ている方も楽しくなる。拳銃でロシアンルーレットをやるシーンもよかった。ビートたけしの危ない兄貴というキャラクターがよくあらわれている。
北野映画の常連俳優である大杉漣と寺島進の演技もよかった。この二人がいると映画の脇がしまるように感じる。特に大杉漣はこの「ソナチネ」で北野監督に見出された人で、「ソナチネ」以降次々と活躍し、「HANAーBI」でその演技が高く評価されている。
本作は北野映画の初期の作品であり、まだメジャーとして人気がでる前の作品です。この映画を観ると北野映画の独特の香りに酔うことができます。
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