悪口を言われてもムキにならない方法|仏教が教える怒りとの向き合い方

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人から悪口を言われたり、バカにされたりすると、つい言い返したくなるものです。

しかし、その場の感情に任せて怒りをぶつけてしまうと、相手だけでなく自分自身も苦しむことになります。

仏教では、怒りは人を不幸にする「煩悩」の一つとして教えられています。

目次

怒りは自分も相手も苦しめる

怒りに任せて言い返すと、一時的には気持ちが晴れるように感じるかもしれません。

しかし、相手もさらに怒り、口論が大きくなることは少なくありません。

その結果、人間関係が悪化し、自分の心にも嫌な気持ちが残ります。

仏教では、この怒りの心を瞋恚(しんに)といい、人を苦しめる代表的な煩悩の一つと説かれています。

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お釈迦さまが教えられた「悪には悪で返さない」

お釈迦さまは次のように教えられています。

悪口に対しては悪口で、怒りに対しては怒りでやり返すのは結局自分を苦しめることになる、愚かなことなのだよ  

怒りに怒りで応じれば、相手との対立は深まるばかりです。

一方で、冷静に受け流すことができれば、争いはそれ以上大きくなりません。

相手の言葉に振り回されないことが、自分の心を守ることにもつながるのです。

「なぜやめぬ 恨み呪わば 穴二つ」の教え

昔から、

なぜやめぬ 恨み呪わば 穴二つ

という言葉があります。

人は恨み続ければ、相手だけでなく、自分自身も苦しみ続けることになります。

恨みの心は、まるで自分の心を少しずつ傷つける毒のようなものです。

相手を苦しめようとしているつもりでも、実際には自分も苦しみの中にいるのです。

嫌な言葉は受け流す

では、悪口を言われたらどうすればよいのでしょうか。

おすすめなのは、相手の言葉を波の音や風の音のように聞き流すことです。

波が寄せては返すように、風が吹き抜けるように、「そういうことを言う人もいる」と受け止め、必要以上に心に留めないことです。

すべての言葉を真正面から受け止めていては、心が疲れてしまいます。

受け流すことは、逃げることではなく、自分の心を守るための賢い方法です。

「花を持つ 人から避ける 山路かな」に学ぶ

次の句があります。

花を持つ 人から避ける 山路かな

一人しか通れない狭い山道で二人が鉢合わせになりました。一人は何も持っていませんでしたが、もう一人は両手いっぱいのきれいな花を抱えています。

こんなとき、「お先にどうぞ」と道を譲ることができるのは、両手いっぱいの花を抱えている人です。もし、「俺が先だ」とぶつかり合ったら、大事な花が散ってしまうからです。

大事な花を守るために、笑顔で「お先にどうぞ」と道を譲ることが大切なのです。

穏やかな心を大切にしたいなら、無理に相手と争う必要はありません。

争いになりそうな場面では、一歩引く勇気も大切です。

感情をぶつけ合うよりも、心を守ることを優先したほうが、結果として幸せな人生につながります。

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まとめ

悪口を言われても、怒りに任せて言い返せば、相手も自分も苦しむことになります。

仏教では、怒りは人を不幸にする煩悩の一つであり、悪には悪で返さないことの大切さが説かれています。

嫌な言葉は波や風の音のように受け流し、恨みを抱き続けないことが、穏やかな人生への第一歩です。

相手を変えることは難しくても、自分の受け止め方は変えることができます。

その積み重ねが、怒りに振り回せれない心を育てていくのです。

感想

相手が罵ったりバカにしてきたとき、ムキにならず受け流すほうがいいとわかりました。いちいちバカにしてくる人を相手にするのはめんどくさいと思います。波の音や風の音のように思えばいいというのは納得します。

僕自身、相手がバカにしてきたときは距離をとるようにしています。そういう人は誰からも相手にされなくなるだろうと思います。

お釈迦さまのいうとおり、怒りに対して怒りでやり返すのは愚かなことです。こちらが冷静にいれば、相手から離れていくこともある。怒りは正しい判断ができなくなるから気を付けなければならないと学びました。

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この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

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