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映画予告
主演 ボブ・オデンカーク

米イリノイ州出身。南イリノイ大学在学中に学生運営ラジオのDJを務め、卒業後はシカゴで即興演劇やスタンダップコメディの世界に浸る。1987年、人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」の脚本家に抜てきされ、89年に同番組脚本でエミー賞を受賞。以降、コメディ番組の脚本を多数手がけ、その1本「デニス・ミラー・ショウ」(92)では演技も披露した。2000年代には、パロディ映画「Run Ronnie Run」(02)で脚本、コメディ映画「プリズン・フリーク」(06)や「最凶家族計画」(07)で監督を手掛けるなど、縦横無尽に活躍。大ヒットTVシリーズ「ブレイキング・バッド」(09~13)弁護士ソウル・グッドマン役でブレイクを果たし、スピンオフドラマ「ベター・コール・ソウル」(15)の主人公も務めた。以降の出演作に「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」(17)、「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」(19)など。痛快ハードボイルドアクション「Mr.ノーバディ」(20)では主演を務める。
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感想
冴えない中年男のハッチ・マンセル(ボブ・オデンカーク)は、職場では実力が評価されず、家族からも頼りない父親として扱われていた。ある夜自に強盗が押し入るも暴力を恐れた彼は反撃できず、家族に失望され、同じ職場の義弟にもばかにされる。またある日、路線バスで出会った不良たちと揉めてボコボコにしてしまう。その中にロシアンマフィアの一員がいてハッチ・マンセルは狙われるようになり、ロシアンマフィアと全面対決することになる。
ボブ・オデンカークは冴えない中年男にぴったりと当てはまっていた。家族に冷たくされ、職場でも評価されない状況を淡々と演じている。言葉少なめで笑顔を見せることもない演技は、冴えない暗い男という印象を与える。
しかし、いざ戦いとなると冴えない男なのにめちゃくちゃ強い男に変わる。一人で何人もの敵を倒してしまう。その強さがギャップとなってとてもよかった。
妻との関係に悩んでいたところなどはとても人間味があり、家族に冷たくされていても何も感じない男ではなかった。本当は家族のことを大切に思っている優しさを感じさせるところもよかった。
全体的にアクションシーンが多めなので見ていて痛快でした。
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