ゴディバジャパン・アンケート結果
・ 50歳からの人生を輝かせる言葉は「ありがとう」
・ 仏教を説かれたお釈迦さまは「ありがとう」という言葉が幸せになれる行いだと勧められています。
・ ゴディバジャパン・アンケートとは20代~60代までの一般男性・女性にとったアンケートで「ありがとう」という言葉を日本人がどれだけ使っているか調べたもの。
・ アンケート結果によれば、「ありがとう」とう言葉をメールやLINE、あるいは口頭で一日にどれくらい伝えているかというと、平均14.1回だった。一番多かったのは20代の男性で29.4回。一番少なかったのが60代男性でわずか3.5回。次に少なかったのが50代男性。
・ 60代男性と20代男性を比較するとおよそ10倍違う。
・ 「ありががとう」を口頭で伝えている割合は、一日平均9.7回。一番多かったのは20代女性の16.8回。一番少なかったの60代男性の2.4回。60代男性で一日に「ありがとう」と一回も言わない人が全体の10%いる。
・ 50代60代になると容姿も変わる。昔はイケメンだったり、かわいかったりしたがそうでなくなる。社会的な立場なども定年退職してただの人になっていく。
・ 社会的な地位や容姿が衰えていくことにより、幸福感が低下し「ありがとう」という言葉を言わなくなるのか。
・ 仏教では口でしゃべる行いを口業といいます。業といのは「行為」「カルマ」ともいいます。業には力があり「業力」ともいいます。業力によって幸福も不幸ももたらすと教えられています。
・ 仏教ではパワースポットなどの場所にパワーがあるのではなく、お守りに運命を引き起こすパワーがあるのでもなく、私たちの行いに、善い運命にも悪い運命にもするパワーがあると教えらえれています。
・ 幸せになりたかったら言葉から変えていく。幸せにする言葉とは、心から「ありがとう」と言うこと。それが善い運命にする力があります。
・ なぜ、年齢が上がると「ありがとう」という言葉を言わなくなるのか。20代の男性女性が一番「ありがとう」という言葉を使っている。30代、40代、50代になるにつれ「ありがとう」という言葉を使わなくなる。
・ 20代は仕事で営業など外回りしたときや、お客さんと接したときに「ありがとう」と言うし、上司からいろいろ教えてもらってその都度「ありがとうございます」と言うことが多い。
・ 「ありがとう」を言う対象は誰かというと、一番目は「家族」、二番目は女性は「友人」男性は「妻」「パートナー」、三番目に「仕事関係の人」という結果になっている。

なぜ幸せになれるのか3つのポイント
・ 「ありがとう」という言葉を使うとなぜ幸せになれると教えられているのか。
・ 不幸だから「ありがとう」と言えない。幸福だと「ありがとう」と言えるのか。「ありがとう」と言うから幸福なのではなく、幸福だから「ありがとう」と言えるのか。
・ 「ありがとう」と言えないから不幸になるのではなく、不幸だから「ありがとう」と言えないのではないか。これは卵が先か鶏が先かの関係のようなもの。
・ 「ありがとう」と言える人は自分の幸せに気づいている人。自分がいろんな人から支えてもらっていることに気づいている。誰かのおかげで人生をおくっていることに自覚がない人は「ありがとう」という言葉はでてこない。
・ 不平不満の塊で、こんな人生イヤだと思って生きている人は、「ありがとう」という言葉はでてこない。
・ 「ありがとう」という言葉をもらった人は幸せな気持ちになります。「ありがとう」という人は周りを幸せにすることができる。人間関係もよくなるし、みんなから好かれる。それに「ありがとう」といった本人も幸せになれる。
・ 脳科学でも「ありがとう」といったほうが幸福感が高まるという研究結果もでている。
・ 自分の環境に、感謝したくなることも不平不満に感じることもある。100%満足も、100%不満もない。結局その人の幸福感とは、その人がどこに心のベクトルを向け、どういう言葉を使っているかによって決められる。
・ それは人に対しても同じで、例えば夫に対して夫のいいところに目を向ける人と、夫の嫌なところに目を向ける人では違ってくる。
・ 人間は一長一短で、それぞれいいところも悪いところもある。
◇ 「ありがとう」とうい言葉を使えば使うほど自分はありがたい環境にいると感じられるようになるし、不平不満や愚痴ばかり言っていると、自分はみじめだと不幸を感じてしまうようになる。

感想
「ありがとう」という言葉が人生をいかによくする力があることがわかった。「ありがとう」と言った本人や周りの人たちに幸せをもたらすことができる。日々の生活で「ありがとう」をたくさん言いたいと思った。
仏教ではしゃべる行いを口業という。口業には運命を引き起こす力があると教えられている。善い運命にしたければ善い行いをする。自分の人生をよくしたいなら、いろんな人に「ありがとう」といい悪口はできるだけいわないようにしたい。
「ありがとう」とは感謝の言葉だから、感謝する心を持たなければ言葉にでてこない。ではどうすれば感謝できるかというと、当たり前なことが当たり前ではなにことに気づいたときだと思う。やってもらって当たり前、してもらって当たり前だと感謝できない。何事も当たり前ではないことに意識を向けていきたい。
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