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主演 マルチェロ・マストロヤンニ
若い頃から舞台で演技経験を積み、映画界でも活動を開始。1950年代にはイタリア映画を中心に出演を重ね、俳優としての知名度を高めた。
1960年にはフェデリコ・フェリーニ監督の『甘い生活』に主演し、国際的な注目を集める。続く『8 1/2』(1963年)でもフェリーニ監督と組み、代表作の一つとなった。
その後も『イタリア式離婚狂想曲』(1961年)、『ひまわり』(1970年)、『特別な一日』(1977年)など、数多くの映画に出演。ソフィア・ローレンとの共演でも知られている。
アカデミー賞主演男優賞には3度ノミネートされ、イタリア映画を代表する俳優として国際的に活躍した。
あらすじ
1950年代末のイタリア・ローマ。新聞記者のマルチェロ(マルチェロ・マストロヤンニ)は、芸能人や富裕層の私生活を取材しながら、華やかな社交界に出入りする日々を送っていた。
作家になる夢を抱きながらも、刺激的な夜の世界から抜け出せず、恋人エンマとの関係にも悩んでいた。
ある日、マルチェロはアメリカからやって来た人気女優シルヴィア(アニタ・エクバーグ)の取材を担当する。自由奔放な彼女に魅了されたマルチェロは、ローマの街をともに歩き、忘れられない一夜を過ごす。
その後もさまざまな人々と出会い、豪華なパーティーや社交の場を渡り歩くマルチェロ。しかし、華やかな生活の裏側で、次第に自分の生き方に疑問を抱くようになる。
感想
新聞記者の主人公がハリウッド女優やイタリアの上流階級の人々とパーティーを繰り広げるシーンは、リアルでとても興味深かった。自分の人生でそういう場面に出くわすことがないのでエキゾチックに感じた。
しかし、映画ではパーティーの場面が多かったが、登場人物は幸せそうには見えなかった。一時的には楽しいがパーティーが終わってしまえば、現実に戻り、生活の悩みや苦しみを味わことになる。
映画に出てくる登場人物たちがそれぞれ生活の悩みを抱えて描かれていたのが、現実的で等身大のキャラクターになっていた。
イタリア人男性は浮気癖が強いこともわかった。美女を見るとすぐに褒めて口説き始める。一人の女性と真面目に付き合う男性は珍しいのかもしれない。
映画の終盤にでてくる、海辺に引き上げられた醜い怪魚は、人生とは美しいものではなく醜いものであるという象徴のように思えた。
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