エデンの東

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映画監督 エリア・カザン

エリア・カザン(1909年~2003年)は、アメリカの映画監督、演出家。

劇団グループ・シアターで俳優や舞台演出家として活動した後、1945年に『ブルックリン横丁』で長編映画監督デビューを果たす。

1947年には『紳士協定』でアカデミー賞作品賞と監督賞を受賞。その後も『欲望という名の電車』(1951年)、『波止場』(1954年)、『エデンの東』(1955年)など、数々の名作を手がけた。

マーロン・ブランドやジェームズ・ディーンといった俳優の才能を引き出したことでも知られている。

一方、1952年にはアメリカ下院非米活動委員会で、過去に共産党に関係していた人物の名前を証言。この行動は映画界で大きな論争を呼び、その後も評価が分かれることになった。

1976年の『ラスト・タイクーン』を最後に長編映画の監督業から離れ、執筆活動などに取り組んだ。1999年にはアカデミー名誉賞を受賞した。

あらすじ

第一次世界大戦前のアメリカ、カリフォルニア州サリナス。農場を営むアダム・トラスクには、性格の異なる二人の息子がいた。

兄のアーロンは真面目で父親から信頼されていたが、弟のキャル(ジェームズ・ディーン)は反抗的な性格で、父親から愛されていないと感じていた。

キャルは父親の愛情を求めながらも、何をしてもうまくいかず、兄との関係にも複雑な思いを抱いていた。

ある日、キャルは死んだと聞かされていた母親ケイトが、実は別の町で生きていることを知る。

母親の存在を知ったキャルは、自分の出生や家族の過去に向き合うことになる。一方、父親に認められたいという思いから、ある計画を実行しようとする。

父と息子の葛藤、兄弟の対立、そして愛情を求める青年の苦悩を描いた物語。

感想

この映画を最初に観たのは高校生の頃だった。主人公のジェームズ・ディーンのように、父との関係がうまくいかず悩んでいたのでとても共感していた。自分に自信がなく性格が曲がっているところも、当時の僕自身と重なるところがあった。

改めて「エデンの東」を観て思うことは、主人公のジェームズ・ディーンは父から愛されたかった。しかし、父から愛してもらえなかった。ジェームズ・ディーンの性格は屈折していたが、父はそれを認める度量がなかった。父と息子がうまくいかないのはお互いに原因があった。今の僕ならそれがわかる。

映画のクライマックスでは主人公であるジェームズ・ディーンが、父の誕生日をお祝いする。そのときプレゼントを用意したのに、それを父は受け取らなかった。父と息子は完全に違うことになる。しかし、父が病気で倒れてしまい、余命も短いと告げられた時にジェームズ・ディーンと父は和解する。そこが一番感動する場面となっている。

現在の僕は父との関係は良好です。この映画を観ると昔のことを思い出しますが、それもいい思い出だと思います。そんな、時代も、あったね、と。

この映画はぜひ若者に観てもらいたいです。

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この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

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