「なぜあの人は運がいいのか?」
「自分はなぜ運に恵まれないのか?」
こうした疑問を持つ人は少なくありません。
仏教では、運の善し悪しは偶然ではなく、ある法則によって決まると教えられています。
その結論とはとてもシンプルです。
運はすべて行いによって決まる。
この記事では、仏教の教えをもとに
・運が決まる仕組み
・運に恵まれる人の特徴
をわかりやすく解説します。
因果の道理について詳しく知りたい方はこちら

運は何で決まるのか?【結論:行い(因)によって決まる】
仏教では次のように教えられます。
行い(因) → 運(果)
つまり、今の運命はすべて過去の行いの結果です。
・手相や人相
・家の向きや墓の位置
・星占いや誕生日
こうしたもので運が決まるのではありません。
日々の行いこそが運をつくる原因です。
因果の道理とは?【善因善果・悪因悪果・自因自果】
仏教の基本に「因果の道理」があります。
・善因善果(善い行いは善い結果を生む)
・悪因悪果(悪い行いは悪い結果を生む)
・自因自果(自分の行いは自分に返る)
つまり、
✔運がいい人 → 善い行いをしている
✔運が悪い人 → 悪い行いをしている
という非常に明確な法則です。
今の運命は、すべて自分のまいた種の結果です。
「なぜ努力しても報われないか?」を仏教で解説した記事はこちら

六度万行とは?運を良くする6つの行い
では、どんな行いをすれば運に恵まれるのでしょうか?
それをまとめたのが「六度万行」です。
①布施(親切)⇔慳貪(けち・奪う心)
人に与える行い。思いやりの心。
②持戒(言行一致)⇔破戒(約束を破る)
約束を守る。誠実な行ない。
③忍辱(忍耐)⇔瞋恚(怒り)
腹を立てず、耐える心。
④精進(努力)⇔懈怠(怠け)
地道に努力し続けること。
⑤禅定(反省)⇔散乱(心の乱れ)
自分を見つめ、反省すること。
⑥智慧(修養)⇔愚痴(ねたみ・そねみ・恨み)
因果の道理を理解すること。
【重要】運に恵まれる人が必ずやっている3つのこと
①人に見えないところの行いを大事にする
人は、見られている時だけ善いことをしがちです。
「陰徳あらば陽報あり」
という言葉もあります。
誰も見ていなくても善い行いを積めば、必ず善い結果が現れます。
逆に、見えないところでの悪行は、必ず運を悪くします。
見えない努力が結果を生む理由

②できない人がやる善行ほど価値が高い
仏教にはこんな言葉があります。
乏しき時与えるは富て与えるに勝る
長者の万灯よりも貧者の一灯
つまり、
難しい状況での善行ほど価値が高いということです。
例えば、
・笑顔が苦手な人が笑顔で接する
・余裕がない人が人に与える
こうした行いは、非常に大きな善となります。
小さな一歩が大きな結果を生む話

③心(意業)を最も大事にする
仏教では行いは3つに分けます。
・身業(行動)
・口業(言葉)
・意業(心)
この中で最も重要なのが「心」です。
それを示す教えがこちらです。
心が人生を決める理由はこちら

七仏通戒偈(しつぶつつうかいげ)
諸悪莫作 もろもろの悪をなすことなかれ
衆善奉行 いろいろの善をやりなさい、実行しなさい。
自浄其意 自らその心を浄めよ。自分の心を大事にしなさい。
是諸仏教 これが仏教である。これが仏の教えである。
つまり、すべては心から始まる。
どれだけ表面を取り繕っても、心が伴っていなければ意味がありません。
まとめ|運を変える一番確実な方法
最後にまとめます。
運を良くする方法はたった一つです。
行いを変えること
・善い行いを積めば運は良くなる
・悪い行いをすれば運は悪くなる
とてもシンプルですが、確実な法則です。
そして特に重要なのはこの3つです。
・見えないとことでの行い
・難しい善行に挑戦すること
・心を整えること
行動提案
今日からできること
・人に見られていない時こそ親切にする
・一つでもいいから善い行いを増やす
・自分の心を振り返る習慣を持つ
感想
人が見ている見ていないに関わらず、善い行いをしていくことが大事だという。人が見ていないときはつい怠けてしまうがそれではダメです。自分の楽をしたいという睡眠欲との闘いに勝たなければならない。楽して得られるものは貧と恥のみという言葉もあります。楽をしていては幸せになれないと心得ておきたいです。
運についての本を読んだりするが、運について一番合理的な教えは仏教だと思います。仏教を学んでよかったです。だから仏教の教えの奥深さをもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思っています。
このブログで少しでも多くの人に仏教を知ってもらうことができればとても嬉しいことです。
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