【因果の道理とは】善因善果・悪因悪果・自因自果の意味をわかりやすく解説|人生が変わる仏教の教え

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「なぜ頑張っているのに報われないのか」

「悪いことをしている人がなぜ幸せそうなのか」

こうした疑問に答えるのが、仏教の教えである因果の道理です。

因果の道理とは、

・善い行いは善い結果を生む

・悪い行いは悪い結果を生む

・すべての結果は自分の行いによって決まる

という人生の原理原則です。

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目次

因果の三つの原則(善因善果・悪因悪果・自因自果)

因果の道理は、次の3つで表されます。

善因善果(ぜんいんぜんか)

善い行いをすれば、幸福な結果が現れる。

悪因悪果(あくいんあっか)

悪い行いをすれば、苦しみの結果が現れる。

自因自果(じいんじか)

人生の結果は、すべて自分の行いによって決まる。

これは「まいたタネは必ず生える」という法則です。

なぜ悪人が幸せそうに見えるのか?(ダンマパダの教え)

「悪いことをしている人の方がうまくいっている」

そう感じることは誰にでもあります。

しかし仏教ではこう説かれています。

まだ悪の報いが熟しないあいだは、悪人でも幸運に遭うことがある。しかし悪の報いが熟したときには、悪人はわざわいに遭う。 

つまり、結果には時間差があるのです。

さらに、

愚かな者は悪いことを行っても、その報いの現れないあいだは、それを蜜のように思いなす。しかし、その罪の報いの現れたときには、苦悩を受ける 

と説かれています。

善い行いは必ず報われる理由

仏教では、たとえ今すぐ結果が出なくても安心してよいと教えられています。

この世で善いことをしたならば、安心しておれ。その善いことが、ずっと昔にしたことだとか、遠いところでしたことであっても、安心するがよい。人に知られずにしたことであっても安心しておれ。それの果報があるのだから、安心しておれ。 

つまり、

・見返りがなくても意味がある

・誰にも評価されなくても無駄ではない

ということです。

これは継続の力にもつながります。

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孔子が嘆いた二人の人生

中国の思想家である孔子は、ある矛盾に悩みました。

顔回(がんかい)

・孔子の最も優秀な弟子

・徳の高い人格者

・しかし貧しく短命だった

盗跖(とうせき)

・大泥棒

・悪事を重ねた人物

・しかし裕福で長生きした

これを見て孔子は

「なぜこんなことが起きるのか」と嘆いたのです。

仏教の教え:因果は三世を貫く

この疑問に対し、仏教は明確に答えます。

それが三世因果です。

三世とは

・過去世(前世)

・現在世(今)

・未来世(来世)

因果はこの三つの時間を貫いて働きます。

なぜ人生に差が出るのか?

仏教では次のように考えます。

・顔回が貧しかったのは、過去の行いの結果

・しかし現在の善行は未来で報われる

・盗跖が豊だったのは、過去の善い行いの結果

・しかし現在の悪行は未来で苦しみとなる

つまり、

👉今見えている結果だけでは判断できない

ということです。

因果の道理を知ると人生はどう変わるか

この教えを知ると、次のような変化が起こります。

・他人と比較して落ち込まなくなる

・目先の損得に振り回されなくなる

・地道な努力を続けられる

・見返りを求めない行動ができる

そして何より、

👉「自分の人生は自分で変えられる」と理解できるようになります。

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まとめ|因果の道理は人生の土台になる教え

因果の道理とは、

・善い行いは必ず善い結果を生む

・悪い行いは必ず悪い結果を生む

・その結果は時間を超えて現れる

という揺るがない法則です。

「まいたタネは必ず生える」

今の行いが未来を作ります。

だからこそ、今日どんなタネをまくかが大切なのです。

感想

因果の道理がわかれば、善い人が苦しみ悪い人が栄えるというのはないことだとわかる。特に三世を知っていればなお理解がすすむ。お釈迦様はお経の中で何度も因果の道理について述べられている。因果の道理は仏教の根幹であることが示されています。

豊臣秀吉が朝鮮出兵していた時期に、明の参謀を務めた袁了凡という人が書いた本に「陰隲録」というのがあります。これは袁了凡が雲谷禅師という仏教の高僧から善行を積むことで運命を変えられると教えられた本です。日々善行に励み、3000の善行を積めば願いが叶うといいます。

僕自身この本を読んでから、一日一善を心がけるようになりました。一日一善をすれば約10年で3000の善行を積むことができる。自分は何か特別な才能や能力があるわけではないので、善行をすることで運命を変えたいと思っています。

お釈迦様はお経のいたるところで善を勧め悪を慎むように教えられている。僕自身仏教を学んでいくなかで、より廃悪修善に努めようと意識が高まりました。

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この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

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