要約
・仏教では行いが運命を引き起こすと教えられる
口業 口の行い しゃべること
業 = 業力
・自分の話したことには業力がある
→ 皆の前で話したことも、陰でこそこそ話したこともすべて
→ 日々話をすることは運命を引き起こす力になっている
・感謝の言葉が幸せな人生になる
→ 布施 人に与えること
→ お金や物のない人でも布施はできる
・無財の七施の一つ
心施 心の布施
→ 「ありがとう」という言葉
→ 「ありがとう」という言葉が飛び交う職場や家庭は幸福度が高い
・「ありがとう」という言葉の語源は、有ることが難しいから有難うからきている
→ 他人が私に親切してくれるということはめったにないこと
→ 誰にでもやることじゃないし、当たり前のことじゃないことを自分にしてくれた
・幸せだから「ありがとう」と感謝の言葉がいえるのか?
→ 不幸だと心が荒んで感謝の言葉がいえない
→ 感謝の言葉がいえるから幸せになることができる
・不平不満をいつも持っていたら、顔や言葉にあらわれてその人に不幸をもたらす
→ 不幸だから不平不満ばかりいうことになる
・幸せと感謝は比例する
→ 感謝の少ない人は幸せも少ない
→ どんなにお金を持っていて、美味しいものを食べていても不幸な人は不幸
→ どれだけお金や名声を持っていても、こんな人生死んだ方がましだと思うくらい苦しい人がいる
・お金や地位イコール幸せと比例するわけではない
仏教では、「この世で最も不幸な人は感謝の心のない人」であると教えらえれる
感想
言葉というのは運命を引き起こす力がある。特に感謝の心が大事ということがわかった。感謝するから幸せになり、幸せだから感謝ができる。この好循環ができたら、運命は必ず善くなる。
マザーテレサの言葉にこんな名言がある。
思考に気をつけなさい それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい それはいつか運命になるから。
マザーテレサも言葉の重要性を大事にしていているのがよくわかる名言だ。
仏教では感謝の言葉は心の施し、心施と教えられる。心施とは布施であり、布施は幸せになれる行いに数えられる。仏教には幸せになるためにどうすればいいかが説かれている。よりよい人生にしたかったら学ばないと損だと思う。
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