要約
運命は何によって決まるか?
どんな原因で幸せ不幸せになるのか
→ 原因をあきらかに見る
→ 果 → 因
仏教は運命の因果関係をあきらかにした
→ 善因善果 悪因悪果 自因自果
現代人は占いを信じている人は多い
→ 神 霊 悪魔 邪気 祟り これらはオカルティズム
運命はどの学問でもあきらかにされていない
仏教では
→ 業(カルマ)(行い) → 運命
→ 業 → 幸福
→ 業 → 不幸
人間の知恵ではわからないことが運命である
→ なぜ自分がこんな運命になるのか納得できない
→ オカルティズムで説明をしようとする
感想
自分の運命に関することは誰でも知りたいことだ。どうやったら幸せになり、不幸にならないようにするにはどうしたらいいか。その因果関係をあきらかにした学問はきいたことがない。
弱気を助け強気をくじく、勧善懲悪、などのテーマの映画は古今東西たくさんある。学生時代はそういう映画を観て自分もヒーローのようになりたいと思ったことがある。しかし、現実には悪い奴を懲らしめるという機会はほとんどない。仮にあったとしても、映画のように自分がヒーローのような行動できるとは限らない。それはとても勇気がいることだから。普通の一般庶民だった僕にそんな勇気はなかった。だから映画をたくさん見ていたが、映画の中で運命が変っていく登場人物を見ても現実でどうしたらいいのかわからなかった。自分の運命がどうすれば善くなるかなんてまったくわからなかった。
仏教では運命は行いによって決まると説かれる。善いことをすれば幸せになり、悪いことをすれば不幸になる。善いこととは悪い奴を懲らしめることではなく、日常生活で実践できることをすすめられている。布施(親切)、持戒(言行一致)、忍辱(忍耐)、精進(努力)、禅定(反省)、智慧(修養)この六つを六度万行というがこれらの中で一つだけできればいいと教えられる。一つだけなら何かできそうな気がする。すぐに実践することが大事だといわれる。
仏教には運命の因果関係が説かれている。どういう行いがいいのかも教えられている。
仏教を学ぶことはとても楽しいし、もっと教えを知りたいと思う。
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