結果を出せる人 結果を出せない人 〇〇が違う

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決定的に違うところ

結果を出す人と結果を出せない人は何が違うのかと言うと、

大事にしているところが違う。

結果を出す人というのは「目立たぬところ」を大事にする。

結果を出せない人というのは「目立つところ」ばかり大事にする。

目立つところと目立たぬところとは、

現れた結果が目立つところ。

結果をもたらす原因となった行いが目立たないところ。

例えばビジネスでいえば年収いくらか。

会社でいえば売上いくらか。

アスリートならば優勝したとかMVPを取ったとか。

学者ならばノーベル賞を取ったとか論文が認められたとか。

というのが目に見える結果。

目に見える目立つ結果ばかりしか見えない人は、結果の出せない人。

常に結果を出せる人というのは結果よりも、

結果をもたらす原因となる部分に力を注ぐ。

仏教では結果のことを果報といい、原因のことを業因といいます。

業とは行いのこと。

行いには三通りあり三業という。

三業とは身業、口業、意業がある。

身業とは体でやる行い。

口業とは口でしゃべる行い。

意業とは心でいろんなことを思う行い。

この三つの行いが私たちの成功や失敗、

幸運や不幸という果報を生み出すもとと教えられています。

結果を出せない人というのは、果報、結果だけしか見えない人。

結果を出す人というのは結果をもたらす原因にエネルギーを注力する。

それが結果を出せる人、結果を出せない人の決定的な違いです。

元メジャーリーガーのイチローにこんな言葉があります。

試合の本番にあまり興味を示さない。本番は準備の確認作業に過ぎないのだから。

本番よりも準備に多くの情熱を注ぎます。

試合の本番とは結果のこと。

試合で打席に5回立ったら5回分の結果がでる。

イチローはその本番にはあまり関心がないという。

それよりもそのための準備の時間のほうが多くの情熱を注ぐ。

本番は準備の確認作業に過ぎないのだからと。

結果をもたらす原因となる準備、練習こそこだわっている。

ロマネコンティ

花の咲かない冬の日は
下へ下へと根を伸ばせ

という言葉がある。

この言葉はシドニーオリンピックでメダルを取った高橋尚子が、

座右の銘にしていたそうです。

アスリートは練習をしても結果が出ないときがあります。

それが花の咲かない日。

怪我などの不遇なときがある。

そんなときに下へ下へ根を伸ばせ、

つまり原因となる行いに力を入れないさいということ。

ロマネコンティというワインがある。

一本300万円~400万円、一杯10万円~30万円するワイン。

そのロマネコンティを作っているブドウ畑とうのは、

ロマネ村というところにある。

わずか1.8ヘクタールという狭い土地。

そこで取れるブドウの品種から作るワインが、

世界のワイン通をうならせるロマネコンティとなる。

その狭い土地は肥沃でブドウ作りに適しているのかといえば、

そうではなく他の土地よりも痩せた土地だそう。

なのになぜワイン通をうならせるワインの味がだせるのか。

痩せた土地だからこそ根が長いという。

根っこが長い分、複雑な味になるそう。

仏教でいうならば、花の部分が果報になる。

根っこの部分が原因になる。

仏教では善い行いのことを善根ともいう。

善い根っこから善い果報を得られると教えられています。

成功者を見た時

成功者を見たとき結果を出す人と結果を出せない人は顕著に違いが現れます。

結果を出せな人は妬む。

結果を出す人は成功者から学ぶ。

結果を出せない人は結果だけを見る。

結果を出せる人は成功者の成功をもたらした原因を見る。

成功者は学びの宝庫。

一緒に行動してその人の言動などを注意深く観察するといい。

仏教では三業の中でも最も大事なのは意業だと教えられます。

心の行いが一番大事。

なぜかというと心の行いが口や体に現れるからです。

感想

結果を出せない人は結果だけしかみず、結果を出せる人は結果よりも原因を見るという。

結果を出せる原因とは思考習慣もそうだと思うが、結果を出している人はどんなことを考えているんだろうと知りたくなる。だから僕自身は、成功した人が書いた本を読むことが多い。そこには学びになることがたくさんある。

これからも結果よりも原因を意識してものごとを見ていきたい。

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この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

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