要約
■ 浄土真宗で使わない言葉
・ 冥福 冥途の幸福
・ 慰霊 霊を慰める
→ 浄土真宗では阿弥陀仏の本願に救われた人は死ぬと浄土へ往って仏に生まれる、と教えられる
・ 祈祷 本来、仏教の説くところに祈祷は教えられていない
→ 仏教とは苦悩の心田を耕す教え 仏教は説法、法を説く教え
・ 信心する 浄土真宗では信心とはするものではなく、頂くもの。真実の仏を信ずる心など持ち合わせていない、というのが私の実体 信心を頂くことを信心獲得という
・ 戒名 戒とは戒律 戒律を守って仏になるのは自力聖道仏教の教え、出家した人につける名前
→ 浄土真宗では法名 法の名前 弥陀の本願に救われて生かされたものの名前
・ 天国 鬼籍に入る 青葉の陰で見守る
→ 浄土真宗では弥陀の浄土で再会しましょうという
・ 修行 浄土真宗では修行して救われる教えではない
・ 功徳を積む 浄土真宗では功徳を積んで仏になるという教えではない
・ 仏滅 大安 中国の思想からきているもの 今日はいい日、悪い日は最初から決まっていない。因果の道理の教の通り自分の行いがその日をいい日にも悪い日にもする。
・ 因果の道理 善因善果 悪因悪果 自因自果
・ 安らかな死に顔だったから今頃極楽だ 臨終の善し悪しというのは全く問題にしない。悪い形相で死んだら地獄へ行っているわけではない
→ 浄土真宗では平生業成と教えられる 平生に救われているかどうかで浄土へ往けるかが決まる
感想
普段なにげなく使っている言葉を、浄土真宗では使わないことに驚く。使わない理由も明確にあって、その理由を知れば納得がいく。
仏教の教えを正しく伝える人から聞かなければ、ずっと間違ったままだった。いかに仏教を正しく伝える人が少ないかを物語っていると思う。
僕自身は、正しい教えがもっと世間に広まるようにブログを頑張っていきたい。
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