要約
日々是好日 日々を善い日にしていきましょう
吉凶 運のいい日悪い日 日の善し悪し
最初から今日はいい日悪い日が決まっているのではなく、日々の行いによっていい日にもなるし悪い日にもなる。
仏教ではその日、善い行いができたかどうかでいい日だったどうかを決める。
→ 心かがけ次第で毎日をいい日にもできるし、毎日を悪い日にもしてしまう。
日々の結果 果報 運命
日々の行い 業因
悪い果報が来た場合、業因に目を向ける。日々の行いを変えることによって果報も変わる。
イダイケ夫人 マガダ国の王妃
アジャセ イダイケ夫人の息子
イダイケ夫人は息子によって牢屋に閉じ込められる。自分の息子によって牢屋にいれられたことによる憎しみ、恨みの心でいっぱいだった。しかし、恨みいっぱいだったイダイケ夫人は牢屋の中でお釈迦さまの説法を聞くことになる。お釈迦さまのお導きによって本当の幸せになる。
そしてイダイケ夫人は恨みの心ががらりと変わる。息子に牢屋にいれられたおかげで仏法を聞くことができた、と感謝する気持ちが芽生えた。アジャセもそれに驚く。アジャセは仏法を世に広めることに力をそそぐ。
親鸞聖人が本当の幸せになったときの喜びをあらわしたお言葉
→ どうしてだろうな、親鸞は嬉しい。インド、中国、日本の高僧方のご教導・み教えに親鸞何の間違いか遇わせていただくことができた。聞かせていただくことができたことは、なんともったいないことか。
感想
仏教では日々の行いによってその日がいい日なのか悪い日なのかが決まるという。吉凶は問題にしない。いい果報を得たければ、善い行いをしなければならない。
僕は運をよくするための方法についてのユーチューブの動画をよく見ることがあるが、その中で多いのが占いと風水の動画だ。特に占いはテレビ番組に出演する有名な人が多く、その発言には影響力があると思う。しかし内容はどこにそんな根拠があるのかと疑いたくなることが多い。それよりも自分の行いに目を向けることを重視する仏教の教えのほうが、はるかに運はよくなると思う。しかし仏教の教えはマイノリティで、占いのほうが世間の認知度は高い。
仏教では因果の道理という教えがある。善因善果、悪因悪果、自因自果、自分の行いによって自分の運命は決まる。人が見ている見ていないに関わらず、まいたタネは必ず生える。隠れて悪いことをしてもそれは必ず自分に返ってくるし、隠れて善いことをすれば、必ず幸せになれる。
仏教を学び、日々の行いを変えることが出来たなら、人生は必ず変わるといえる。
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