要約
老年従属人口指数
→ 一人の老人を何人の現役世代の働き人口で支えるか
神輿型
→ 1970年 13,1人で高齢者一人を支える
騎馬戦型
→ 2020年 2,6人で高齢者一人を支える
肩車型
→ 2040年 1,8人で高齢者一人を支える
ライフシフトの著者、リンダ・グラットンが老年従属人口指数というのをやめにしようと問題提起している
自利利他 自分が幸せになりたかったら周りの人を幸せにしなさい
現役世代
→ 60歳以下 必ずしも全員が働いているわけではない
高齢者
→ 60歳以上 全員が面倒を見てもらったり養ってもらっているわけではない
→ 60歳以上でも現役で働いている人はいる
若い人が高齢者の面倒を見なければならないわけではない
高齢者は若い人に依存しているわけではない
若い世代が高齢者を支えるのは、社会における支え合いの自然なサイクルの一部とみるべきからだ (リンダ・グラットン)
仏教では感謝の心を持つことは幸せになれる道だと教えられる
感想
高齢者を支えることは、社会における支え合いの自然なサイクルの一部だという。今まで育ててもらった恩があるから、今度は自分たちが面倒をみる番だという意識を持つことが必要だ。
今まで生きてこれたのは高齢者の人たちが、頑張っていい社会を作ってきてくれたおかげだといえる。その恩恵を受けて生活をしている。だから今度は自分たちが社会に貢献して、高齢者が生活できる社会にしていかなければならない。
僕自身でいえばつい最近母が亡くなったが、今まで育ててもらった恩を少しでも返したいと闘病生活を支えることができた。それは自然に支えたという気持がわいてくるものだった。
仏教では感謝の心を持つことが大切だと教えられる。今まで支えてもらったという意識があるなら、感謝の意識は芽生えるはずだ。支えてもらったのは当たり前、と思うようになったら人として終わりなのかもしれない。
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