要約
悪をこのまん人には慎みて遠ざかれ、近づくべからず (親鸞聖人)
どんな縁に近づくかで人間はいかようにも変わってしまう
→ 朱に交われば赤くなる
→ その人を知らんと思わば、その友を見よ
悪い縁だと思ったら近づかない 早く逃げた方がいい
いじめで自殺
→ どうして逃げなかったのか
世間のニュース いじめで中学三年の男子が自殺した
→ コミュニケ―ション能力が低いからか
→ 誰かに相談できなかったか
→ 転校できなかったか
→ オンライン学習という方法もある
自分がいじめられているという事実を親に話すことができない
会社の退職理由の第一は人間関係
→ 十人中七人は会社に本当の退職理由をいわない
→ 会社を辞めれなくて心身共に病んでしまう人がいる
仏教では縁を選ぶことの大切さが説かれている
悪い縁
→ クラス いじめ 転校
→ 会社 パワハラ 転職
→ パートナー DV 離婚
令和4年自殺者数 2万1881人
→ 男性 1万4746人
→ 女性 7135人
男性は女性の2倍自殺する人がいる
自殺未遂をする人口は女性のほうが約2倍男性より多い
男性は弱音を吐かない
→ 女性のほうがSOSを出しやすい コミュニケ―ションが上手い
苦しいことがあったら逃げるという選択肢がある
天上天下唯我独尊
→ 天の上にも天の下にもただ我々人間のみに、人間に生れたたった一つの尊い使命がある (お釈迦さま)
人生の目的を果たすために生きている
感想
悪い縁にあってしまったなら遠ざけなければならない。困ったことや悩みがあったら誰かに相談しなければならない。しかし、特に男性は弱音を吐くことが少ないという。
僕自身も弱音を吐くことや悩みを相談することが苦手だ。自分のなかで抵抗があってなかなかできない。誰にも頼らずに解決してみせるという気持ちが強い。誰かに相談することは貸しをつくるようだし、自分の弱さを見せたくないと思ってしまう。だから、苦しくなることが多い。最近はなるべく相談しようと思っているがなかなか難しい。
仏教では人間に生れたのはたった一つの尊い使命があるからだと教えられている。それは人生の目的を果たすことだという。だから自殺してはいけない。苦しいことがあるなら、それから逃げればいい。
今、苦しんで悩んでいる人にこそ、仏教を学んでほしいと思う。また、そういう人のほうが仏教の教えが身に染みると思う。
仏法は聴聞に極まる。
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