要約
諸仏護念の益
→ 十方諸仏 大宇宙に数えきれないほどの仏方がいる
→ 十方諸仏が護ってくださる幸せ
南無阿弥陀仏を称うれば十方無量の諸仏は百重千重囲繞してよろこびまもりたまうなり (親鸞聖人)
南無阿弥陀仏を称うれば = 弥陀に救い摂られて信心決定した人
金剛の真心を獲得する者は、(中略)必ず現生に十種の益を獲 (親鸞聖人)
金剛の真心 = 信心獲得
この世はどうにもならない、死んだら極楽、死んだら仏、死んだら幸せではない
必ず現在生きている間に幸せを頂くことができる
→ 現生十種の益 そのうちの一つが諸仏護念の益
どうしたら信心獲得ができるか?
聞其名号 信心歓喜 (お釈迦さま)
信心獲得するにはその名号を聞く一つであるといわれる
名号 = 南無阿弥陀仏
→ 南無阿弥陀仏を聞くことは、仏教の教えを真剣に聞くこと
感想
信心獲得した人が諸仏護念の益を得ることができるという。仏方に護られるということは素晴らしいことだろうがあまりピンとこない。仏方といわれても想像上のものという感じしかなく、現実世界では見ることも話すこともないのであまりよくわからない。
信心獲得するには真剣に仏教の教えを聞くことが大事だという。仏教を聞いていると一念で信心獲得するときがやってくるといわれる。信心獲得すれば、仏方に護られる幸せがやってくるのだから、それを楽しみに聴聞を重ねていきたい。
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