人生は思い通りにいかなくて当然

要約

娑婆 = この世 = 堪忍土

→  思い通りにいかないのがこの世界

→  思い通りにいかないのがスタンダード

有無同然

→  何かがない人はあったらいいなと思う

→  ある人はこれがあるために苦しいと思う

→  独身の時は結婚に憧れる

→  結婚してみるとなんでこんな人と結婚したのこかと後悔する

→  ない人 鉄の鎖で縛られている

→  ある人 金の鎖で縛られている

思い通りになった人は感謝の心がめばえる

自分のまいたものしか生えない

成功や栄達は努力の結晶である

→  楽して得られるものは、貧と恥のみ

飲み、食い、眠り放題で頭角を現そうとするのは、木に縁りて魚を求むるに等しいと言わねばならぬ。

→  自分のやった行いの結果が自分の運命

人生がうまくいってもかえって危ない それは自分の欲のとおりにいくということだから

仏教では、人間の思いが叶っても幸せになれないと説かれる

→  煩悩にはキリがないから

→  自分の思い通りにいくことは幸せにつながらない

感想

人生が思い通りにいかないとイライラしてしまうが、思い通りにいかないのが当然と思えれば少し気持ちが楽になる。欲しいものを手に入れても金の鎖で縛られ、なければ鉄の鎖で縛られている。それを有無同然という。

独身のころは結婚に憧れ、結婚すればなぜこんな人と結婚したのかと後悔するという。どちらにしても苦しみはなくならない。

僕自身は、結婚に憧れを持っていたので有無同然を知るとそんなものなのかとがっかりする。でも一度は結婚してみたいと思っている。

仏教では煩悩にはキリがないと教えられる。欲は満たされれば、もっと欲しいと思う。仏教では五欲といわれるものがある。食欲、財欲、色欲、名誉欲、睡眠欲。これらのものを求める心にキリがない。

人間の思いが叶っても幸せになれないという。それでは本当の幸せとは?

仏教では本当の幸せが説かれているという。

仏法は聴聞に極まる。

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