「ライバルさえいなければ、自分はもっと活躍できるのに」
誰でも一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。
しかし、本当にライバルは邪魔な存在なのでしょうか。
パリオリンピックで活躍した細谷真大選手
パリオリンピックのサッカー日本代表で活躍した細谷真大選手は、Jリーグ時代に大きなライバルがいました。
それが同じチームに所属しているマイケル・オルンガ選手です。
オルンガ選手は圧倒的な得点力を持つストライカーで、細谷選手はなかなか試合に出場できませんでした。
しかし、パリオリンピックでは細谷選手の力強いプレーが「オルンガばりのドリブル」と高く評価されました。
細谷選手はインタビューでこう語っています。
彼を見てここまでこれた。彼がいて試合にも出られなかったけど(笑)その出られなかった期間はすごく大事な時間だった。
普通なら「ライバルのせいで試合に出られなかった」と不満を抱いてもおかしくありません。
しかし細谷選手は、ライバルを恨むのではなく、自分を成長させてくれる存在として見ていました。
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メンタルが強い人はライバルを目標にする
メンタルが弱っているときは、
・あいつさえいなければ
・自分の邪魔をしている
・不公平だ
と考えがちです。
しかし、メンタルが強い人は違います。
ライバルを不平不満の対象ではなく、自分が目指す目標として見るのです。
ライバルがいるから努力する。
ライバルがいるから成長できる。
もし細谷選手にオルンガ選手という高い壁がなかったら、パリオリンピックでの活躍もなかったかもしれません。
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自分を叱ってくれる人をありがたいと思えるか
メンタルが強い人にはもう一つ特徴があります。
それは、自分を叱ってくれる人の存在をありがたいと思えることです。
人を叱るのは簡単ではありません。
嫌われるかもしれませんし、相手との関係が悪くなることもあります。
だから多くの人は、見て見ぬふりをします。
しかし、本当に相手の成長を願う人は、あえて厳しい言葉をかけることがあります。
昔から、
叱るのは苦しく叱られるのは痛快だ 笑って鉄鞭を受ける者は必ず新生する
と言われます。
また、
にくくては たたかぬものぞ 笹の雪
という言葉もあります。
これは、
「相手が憎いから叱るのではなく、大切だからこそ叱る」
という意味です。
批判してくる人は短所を教えてくれる人
私たちは褒めてくれる人を好みます。
確かに、自分を好きな人は長所を見つけて評価してくれます。
しかし、人間は誰しも欠点を持っています。
その欠点を教えてくれるのは、時として批判してくる人です。
もちろん、すべての批判を受け入れる必要はありません。
ですが、
・なぜそう言われたのか
・自分に改善できる点はないか
と考えてみることは大切です。
批判の中には、自分では気づけなかった課題が隠れていることがあります。
批判する人が一人もいなくなると危険
「誰からも批判されない人」になりたいと思うかもしれません。
しかし、それは必ずしも良いことではありません。
なぜなら、完璧な人間はいないからです。
短所があるにもかかわらず、誰も指摘してくれない状態は成長が止まる危険があります。
本当に恐ろしいのは、批判されることではなく、自分の欠点を誰も教えてくれなくなることです。
まとめ|人生を成長させる二人の恩人
メンタルが強い人は、
・ライバルを成長させてくれる存在として見る
・自分を叱ってくれる人をありがたいと思う
という特徴があります。
ライバルは自分の限界を押し広げてくれる人。
批判してくれる人は自分の欠点を教えてくれる人。
どちらも一見すると嫌な存在に思えますが、長い目で見れば人生を成長させてくれる恩人なのかもしれません。
仏教でも、人を恨み不満ばかりを抱く心を「愚痴(ぐち)」と教えられます。
ライバルや批判する人を敵と見るのか、それとも自分を成長させてくれ人と見るのか。
その見方一つで、人生は大きく変わるのではないでしょうか。
感想
ライバルの存在は、自分の活躍を妨げられ邪魔な存在だと思いがちです。しかしライバルがいるから自分の成長につながることがあります。ライバルの存在に感謝できる人は、メンタルが強い人とだと思います。
僕は学生時代、バスケットマンガの王道「スラムダンク」が好きだったが、主人公の桜木花道とそのライバルである流川楓の関係がとても面白くてワクワクして読んでいました。お互い犬猿の仲だったが、お互い成長していきます。そして最後の山王戦では流川が試合を決める決定的なパスを桜木にだして勝利をつかみます。その姿にとても感動しました。桜木と流川のようなライバル関係に憧れました。
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