オール・ザット・ジャズ

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映画予告

映画監督 ボブ・フォッシー

20世紀のミュージカル史上最大の振付&演出家。14歳の頃よりダンサーとして、ヴォードヴィル、ブロードウェイなどで活躍する。第二次世界大戦中は海軍に入隊、慰問ショーなどに参加した。戦後はダンサーに戻り、「くたばれ! ヤンキース」、「スイート・チャリティ」などの舞台振付を担当、トニー賞を7回受賞した。MGMと契約し、映画の振付に進出、「パジャマ・ゲーム」、「星の王子さま」などを担当。68年の「スイート・チャリティ」で監督デビューする。72年の「キャバレー」でアカデミー監督賞を受賞。74年の非ミュージカル「レニー・ブルース」も話題となり、79年の自伝的作品「オー・ザット・ジャズはアカデミーの主演賞候補となり、カンヌではパルム・ドールを受賞した。

感想

ブロードウェイの振付師で演出家のボブ・フォッシー監督の自伝的作品。酒やタバコに鎮痛剤で体調不良を無理やりねじふせ、新作ミュージカルの稽古や映画の編集作業に飛び回る主人公ギデオン(ロイ・シャイダー)。ギデオンはプレイボーイなので女性関係に奔放である。しかし次第に体は蝕まれ、ついには病の床に伏してしまう。そして死を意識するようになってからは自分の人生をもっと誠実に生きればよかったと後悔する。

本作はボブ・フォッシーの自伝的映画となっているが、その作風はフェデリコ・フェリーニの映画「81/2」のように幻想的に描かれている。いきなり物語とは関係のなさそうなシーンがでてきたり、同じシーンを何度も使ったりと、とても実験的で前衛的な描写になっている。

主人公ギデオンは「81/2」の主人公グイドと同様に女性にモテる。だから大切な妻との関係がうまくいかない。女性にモテるからと調子に乗っていると、あとで後悔することになる。それは因果応報で当然だといえるが、因果応報を知らな人にはわからない。悪因悪果、自因自果は宇宙の真理だからです。

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この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

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