ウソをつかなければ人間関係は成り立たない

要約

アメリカ人は日本人は嘘つきだという なぜか?

→  会う気もないのにまた今度という

→  商談のさい断るのに考えてお返事しますという

→  日本語お上手ですねという

→  態度では怒っているのに怒っていないという

みんな大なり小なり嘘をついている 嘘をつかなければ生活が成り立たない

心口各異 言念無実  (お釈迦さま)

思っていることをすべて口にしていたら人間関係は崩れてしまう

→  親子 夫婦 上司と部下の間でいってはいけないことがある

→  何でもかんでもいっていたら関係は悪くなる

心理学 

→  意識 自分の知っている心

→  無意識 自分の知らない心

自分の知っている心というのは氷山の一角であって自分の知らない自分の心というものがある

虚仮不実のわが身にて 清浄の心もさらになし  (親鸞聖人)

親鸞聖人は9才から29才まで20年間比叡山で修行されたが、清らかな心になれず絶望して下山された

感想

すべての人は大なり小なり嘘をつかないと生活ができないという。確かに思ったことをすべて口に出していたら、たちまちケンカになってしまう。本音と建前は使い分けなければならない。

人間関係を良好に保とうと思うとき、あまりネガティブなことはいわないようにしている。たとえ自分の中で相手の意見に対して否定的な気持ちがあったとしても、なるべく肯定的な言葉を述べたり共感したりしている。自分に対しても相手に対しても嘘をついていることになるが、かといって自分に正直すぎるのもよくないと思っている。相手を貶めるような嘘は絶対にダメだが、人間関係を円滑にするための嘘は必用だ。

お釈迦さまは心口各異、言念無実といわれたがそれはすべての人に当てはまることだ。嘘をついたことのない人などはいない。みんな嘘つきなのだ。

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