要約
誰も知らなくても結果がでる
因果の道理
原因 → 結果
行為 → 運命
善因善果
悪因悪果
自因自果
まけば生え まかねば生えぬ 善し悪しの 人は知らねど 種は正直
どれだけ時間がたっていても結果がでる
業力不滅 業種子
三業 身業 口業 意業
一人一日のうちに 八億四千の憶いあり、念々になすところ これみな三塗の業なり (善導大師)
感想
因果応報は誰も見ていなくても、どれだけ時間が経っていても必ずあらわれる。誰もみていないところで悪いことをして、ばれなくてもそれは自分にかえってくる。心のなかで思ったこともまいた種にはいるという。
心の中で何を思うかは誰もわからない。しかしそれは意業であり、行いになる。仏教では心の行いまで言及するのだから驚く。言動や行動を意識するのが一般的だが心となると他にはないと思う。
心の中で思うことは人には言えない浅ましいことばかりだ。特に人には言えない悪因を作っている。
それでも人には親切にし、真面目に、誠実に生きることで幸せな運命がやってくると信じている。善因善果を実践し人生を豊かなものにしていきたい。
因果の道理とは深い教えだと知らされる。
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