人の中に悪の親玉が棲んでいる

要約

感情的な暴力 DV 虐待 暴言

計画的な暴力 処刑 復讐 戦争

→  人類とは計画的な暴力が多い 

→  野生動物と比べて感情的な暴力が少ない

→  畜産の牛や豚や鶏や魚、動物を大量に屠殺する

仏教では殺生罪

自殺 自分で生き物を殺すこと

他殺 人に依頼して生き物を殺すこと 殺された牛や豚の肉を買って食べること他殺の罪

随喜同業 人が殺生するところを見て楽しむ罪 牛や豚の肉を食べて舌鼓すること

さるべき業縁の値せば 如何なるふるまいもすべし  (親鸞聖人)

疑いもなく、つねに人間の中に棲んでいる悪は、量りしれない巨魁なのだ  (ユング 心理学者)

感想

人の中に悪の親玉が棲んでいるという。だからどんなに悪いことでも縁がきたらしてしまうと親鸞聖人は告白されている。

普通の人が大量虐殺することを命じられたら普通に実行してしまう。とても信じられないが、縁がきたら誰でもやってしまうことだという。

仏教で説かれる殺生罪とはすべての人にあてはまる。そこが世間一般の殺生罪と違うところだ。仏教の殺生罪を知ると、人間は悪ばかり造っていることを知らされる。因果の道理に当てはめると、悪因悪果で悪い運命しかないことがわかる。ということは人間は地獄行きしか道はないように思えてくる。

仏教を学ぶと人間の本当の姿が見えてくる。仏教とは法鏡ともいい、真実の自己を映す鏡であるといわれる。人間の真実の姿とはとても醜い姿なのかもしれない。

人間の中に棲んでいる悪は量りしれない巨魁は本当かもしれない。

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