要約
如来大悲の恩徳は 身を粉にしも報ずべし
師主知識の恩徳も 骨を砕きても謝すべし (親鸞聖人)
如来 = 阿弥陀如来
大悲 = 大慈悲 抜苦与楽
苦 = 無明業障の恐ろしき病 三世の業障 生死流転の本源
楽 = 絶対の幸福 無碍の一道
恐ろしき病 = 自覚症状がないから
師主知識 = 仏教の先生 お釈迦さま
過去・未来・現在の三世の業障 一時に罪消えて、正定聚の位
また等正覚の位 なんどに定まるものなり (蓮如上人)
感想
親鸞聖人は阿弥陀如来の大慈悲に感謝せずにはおれなかった。無明業障の病を抜き、無碍の一道の身になることが大慈悲ということ。それは絶対の幸福になるということ。
平生の間に一念でなることができる。いったいどういう心の世界なのだろう。
その身になることができたなら、親鸞聖人と同じように身を粉にしても感謝しきれないと感じるのだろうか。なれるものならなってみたい世界だ。
もっと聴聞をかさねなければならない。
無碍の一道を目指して、続けて続けて聞いていきたい。
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