要約
他人鏡 私のことを他人はどのように思っているか 他人の評価をきいて自分の姿を見る
→ 人は他人を評価するときその人の都合や立場があって評価する 都合や立場は人それぞれ
仏教では他人鏡はあてにならないと教えられる
世間の人は他人鏡にどうやったら綺麗に写るかが人生の目的のように思っている
→ 本当の自分を見失っている
人生の目的は何か?
→ 人生の目的を果たすために人間関係をつくるべし
感想
周りの人の目を気にすることはよくある。人から良く思われたい、名誉欲でいっぱいだからだ。
しかし、良く思われるというのは、しょせんはその人の都合であり、立場によってはコロコロ変わるものだと認識しておかなければならない。良く思われることばかりを考えていると、本当の自分を見失ってしまうかもしれない。
人間関係で悩むことはよくあるが、それが本当に必要なのか捨ててもいいものか、自分の人生の目的をはっきりさせればわかってくることだという。確かにそうだと思う。ときには嫌われることがあるし嫌われてもやりたいことがあれば、突き進めばいいからだ。
仏教では他人鏡よりも法鏡を大事にしている。仏法で自分の姿をみること。それが本当の姿を写しだすという。
仏教を学んでいくと世間の価値観とは違った価値感を学ぶことができる。それが仏教の奥深さであり、もっと知りたいという探究心がわいてくる。
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